Day811 2016.1.28 サンペドロスーラ2日目〜ソレアダ村
12:30に宿をチェックアウト。
最近は移動続きで少し疲れが溜まってきているから、チェックアウトが遅い時間なのは助かる。
今日はこれから向かう所があるのだけど、その前にATMに寄ってお金をおろさねば…
サンペドロスーラの街はこんな感じ。
例えて言うなら、地方の都市の商店街のような雰囲気かなぁ。
街角にはたくさんの両替商が立っていて、「カンビオ、カンビオ…」と常に呪文を唱えている。
もしかしたら、この街にも闇両替的な現象が起こっているのかも…と淡い来たいを持って、レートを聞いてみると公定レートよりも低くて、両替商の数の多さの謎は深まるばかりだった。
3階建ての寂れたショッピングモールに入り、食事を摂ろうとお店を探していると、こんなものが目に入った。
こ、これは…角煮と煮卵では…
お店に入り、確認してみるとフリホレスという名前だというコトが判明した。
しかし、オレの知っているフリホレスは、豆を煮込んだ料理。
そして、オレの苦手とする分野の食べ物だ。
しかし、コレはどこからどう見ても角煮と煮卵にしか見えない…
どうする…
「フ、フリホレスのミニを1つ…」
声が震えていたコトには後になってから気付いた。
そして、店員が運んできたのがコチラ。
まんま、フリホレスやんけ。。
どう頑張っても美味しそうに写真を撮るコトが出来なかった。
味の方は…無味。
味、ものスゴく薄い。
完全に失敗した。
オレが見た角煮と煮卵は、ただの錯覚だったのだ……
錯覚と言えば、コチラ…サンペドロスーラの大聖堂。
なのだが、どうにも中心線がズレているように思える。
錯覚でなければ。
いや、コレは錯覚では無いだろう。
設計士のミスか…
ふぅ…カラスがデカい。
さて、今日は向かう場所がある。
その目的地はメデジンで出会ったシンさんの作った村、ソレアダ村。
日本のテレビでも紹介されて、かなり多くの人が「その番組を見たよ!」と前に記事を書いた時に教えてくれた。
その時の記事はコチラ→Day737 ホンジュラスに村1つ作った日本人の話
そう、そのソレアダ村に行くコトがホンジュラス…中米に来た理由なのだ。
まずは、宿の近くの停留所からバスターミナルまでローカルバスで。
荷物もあるからと2人分料金を徴収されて20レンピラ(約103円)。
サンペドロスーラのバスターミナルから、まず向かうのはEl Progreso(エル・プログレソ)という街。
そこまではミニバンのようなバスで1時間、料金は50レンピラ(約259円)。
車内はギュウギュウのすし詰め状態。
荷物は屋根の上に。
雨も降ってるし、荷物落ちないか心配だなぁ。。
そんな心配をヨソにバスは走り出した。
走り出して、すぐに運転手の口から「しまった…」という言葉が漏れてきた。
どうやら、反対方向に走り始めたらしい。
車内にはクスクスと笑い声が広がった。
そんなアットホームな車内で、のんびりエル・プログレソまで行けるかな〜と思っていたら、大間違いだった。
バスは、映画ワイルドスピードでも見た後なのかよ…!!とツッコミたくなるくらいにスピードを上げ、渋滞で詰まっている箇所があれば、未舗装の道路脇をスピードを落とさず走っていく。
その上、正面からはコッチに向かって車が走ってきている。
オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ………カンベンしてくれよ………………
すんでの所で逆走してきた車がよけて、何とか事故は免れたものの…何ちゅう国に来てしまったんだ。。
そんな調子でバスは走るので、1時間と聞いていた予定時間の半分の30分でエル・プログレソの街に到着した。
シンさんからはココでタクシーを拾うように言われていたので、タクシーを捕まえ乗車。
タクシーは道に迷いながら30分ほど走って、幹線道路から脇道に入っていった。
その奥の奥にソレアダ村はあった。
ちょうど団体のボランティアの人たちが帰る所だったらしく、慌ただしい雰囲気だった。
そこに顔を出しに来てくれたのがミズケンさん。
「お久しぶりで〜す。」
メデジンを離れた後、大変だったみたい。
ロライマで体調を崩して、今ではイボ痔漏(いぼぢろう)さんと呼ばれているらしい。。
だいぶ回復したみたいで良かった…!!
そうこうしていると子供たちが群がってきて、いつの間にか遊び始めてしまった。
16:00に着いて19:30まで晩ゴハンの時間以外はずっと遊んでたな…
子供たちのエネルギーはハンパない!!
そう、この子たちは孤児院に暮らす子供たち。
みんな親が居なかったり事情があって、ココで暮らしていたり。
ずっと遊んでたけど、みんな普通の子たちばかり。
いや、普通の子よりもエネルギーがあってたくましい!
とは言っても、みんながみんなそうってワケにもいかないらしく…中にはカウンセリングを必要とする子も居る。
みんな、それぞれ事情や生まれた時の環境ってのがあるけど、遊んでいる時の笑顔はどの子もみんな一緒。
親がいようがいまいが関係無い。
楽しく笑っている子供の顔ほど素晴らしいものは無い。
子供たちと遊んでエネルギーを使いまくっているハズなのに、どんどんエネルギーが湧いてくるような感覚がある。
これから少しの間、ソレアダ村のシンさんのトコにお世話になります!!
次回は孤児院や学校について書こうと思います!!
To Be Continued →
Day811 シンさんの作ったソレアダ村へ!!
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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