Day356 天下御免の警察撃退術

Day356 2014.10.30 ミュンヘン28日目

今日も朝早くからパーミッションのためにマリエンプラッツへ。

木曜日って意外と路上やってて、反応があるのよね。

木金土が１週間の中でやっぱ反応が大きいね。

他のバスカーも少ないし、何としてもパーミッションが欲しい。

7:20に到着。

先に来てたおっちゃんに挨拶をすると、無事４人目というコトでパーミッションゲット確実。

順番を待って、難なくゲット。

しかし、手続きを終えて外に出ると雨が…

まじか。。

このまま雨だったらマズいな。。

止んでくれるコトを祈るしかない。。

スーパーに寄って帰宅。

疲れが溜まってるのか、仮眠からなかなか起き上がれず。。

フラフラしながら起き上がり、支度と昼食を済ませる。

カールスプラッツへ。

職場と家の往復!!

働いてるのと変わらん!!

ま、遊んで暮らせるなんて都合のイイ話は無いんでね。。

むむ……端から見れば遊んでる部類に入るのか…!!

なんだかんだで17:00になってしまった。

今日は22:00まで頑張ろう！

３曲目あたりから反応が始まる。

そこからもポツポツと反応があり、良い声だと褒めてくれる人が居たり、今日は何だかやっていて、スゴく楽しい。

途中、ギターケースの中をじっくり覗いて行く怪しい２人組が…

唄いながらも警戒して、そいつらの様子を探る。

ちょっとでもオレのギターケースに触れてみやがれ…

２人まとめて竜巻旋風脚だ…!!

あれ、竜巻旋風脚って回し蹴りだっけ？？後ろ回し蹴りだっけ？？

なんて考えてたら、怪しい２人組は無愛想な表情でこちらを見て去って行った。

ん〜、ありゃ多分、パーミッションを確認しにきた私服(警官)だな。。

何も言わず、何もせず去ってったからな。

こちとら朝早くから寒空の下並んで、10ユーロ搾り取られて天下御免のパーミッション取ってるんだ、何も言わせやしないぜ。

パーミッションが有効な間は『オレだけの時間だぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッッ!!!!!』

言いたいだけぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッッ!!!!!

その後も制服を着た警官が来たけど、パーミッションを見て親指立てて行ってくれた。

警察でも、こういう風にしてくれると気分がイイね！

今日はやっててホントに楽しいなぁ。

何なんだろうなぁ。

純粋に楽しみながらやれてる感じ。

毎日こんな感じでやれたら、ぼかぁ幸せだなぁ。

気付くと、結構な人だかりが出来た。

こんな状況は久々だなぁ。

人が止まってると更に人が止まるからね。

イイ連鎖だ。

でも、誰かがチップを入れないと誰も入ないで崩壊するってのもあるけど…

それでも、長い間観客がいる状況が続いた。

中には２周聞いていってくれた人たちも居た。

基本、レパートリー的に１セット１時間ちょっとなんだよね。

だから２時間以上も聞いててくれたのか。

演奏してるこっちが、聞いてて飽きやしないかと心配になったよ。

それでも、「スゴく良い！」って褒めてくれるし、「明日もやるなら明日も来る！」って言ってくれて嬉しかったな。

後半、ノドの調子がイマイチで聞いてもらってて、申し訳なかったけど、楽しくやるコトが出来ました！

ありがとう!!

２周聞いてくれた最後まで残ってくれた若者たちと！

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