Day345 こ、これは拷問か…??悪夢か…??

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Day345 2014.10.19 ミュンヘン17日目


いつもよりも遅めに起床。



今日でこの部屋ともおさらばか。


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荷物をまとめて、部屋の中を片付ける。


2週間って、あっという間だなぁ。



ココに来た時は手持ちが0.8ユーロ、80セントしか無かったけど、この2週間でだいぶ手持ちが増えた。



今日もこの調子で南米行きの資金を貯めるぞ…!!




17:00にカールスプラッツに到着。



日曜日というコトもあってか、人通りは少なかった。


いつもの場所に行くと、その近くでアコーディオン弾きのおっちゃんが演奏をしていた。


朝、よく顔を合わせる人なので、その人にその場所を譲って、違う場所へ。




ようやくイイ場所を見つけて、支度を済ませてチューニングをしていると、ちょうどカルテットが演奏を始めた。


ちくしょう…死角で見えなかったぜ…



移動せざるを得ない。



また他の場所を探しに移動。



正直、気は乗らなかったけれど、この前惨敗したお土産屋さんの前で演奏開始…



と思ったら、17:15から15分間も教会の鐘が鳴り響き続け、とても演奏どころでは無い。。


この鐘が鳴り響いている間にたくさん人々が教会から出て来たので、ミサか何かがあったんだろう。



ようやく鐘の音がおさまったところで演奏開始。






しかし、反応激薄。。。






まったくもって肩透かし。


暖簾に腕押し。


三度のメシよりビール。




最後のは違うか。。



ホントに悲しくなるくらい反応が薄い。



そのくせ、ガッツリとビデオを撮って去っていく人々。



これがまた精神的に堪えるんですわ。。


ただのさらし者状態。





1時間少し経った所で引き上げ。





もう無理だと思いました…





さすがに、このまま帰るワケにはいかないので、いつもの場所でやるコトに。


アコーディオンのおっちゃんに怒られたら、移動しよう。。




いつもの場所に行くと既にアコーディオン弾きのおっちゃんは居なくなっていた。




よっしゃ、コレでいつも通りできるぞ!!


何だかやる気がムンムン湧いてきたッ!!



とぅるるるるるるる……



“1件のメッセージを受信”



お、やっと新しい部屋のオーナーから返事が来たぞ!!


数日前からやり取りしてて、最後に昨日の夜にメール送って、ようやく返ってきた。



どんだけ待たせんだよッ…!






『すみません。(略)今回の件は無かった事に。』






はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!?!?


どういうコト?????


意味分かんないんだけど…!!


ソッコーで返信。




『いやいや、良く分からないんだけど、泊まれないってコト??2週間全部??』

『Exactly(その通りでございます。)』




オイオイオイオイオイオイオイオイ…カンベンしてくれよ…今日からまた宿無しか??

今夜は中央駅のロッカーエリアで寝るのか??




カンベンしてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぅぇぁっぁっぁっぁ…




『なぜ、もっと早く連絡してくれなかったのですか??もっと早くに言うべきだったでしょう。私はずっとあなたからの返信を待っていたし、泊まれるとあなたは言った。それでこんな時間になって、キャンセルだなんて言われても困ります。あなたは知っているはずです。私が今夜寝る場所が無いという事を。それなのに、あなたはこういう行動を取るのですか??それだとしたら、覚えておきなさい。あなたが起こした行動が1人の人間を不幸にしたという事を。絶対に忘れてはいけない。』





ふぅ……




って送ってやろうかと思たけど、やめた。



無駄な争いになる。



でも、ムカつく。



あぁ、無情。。



散々な日だぜ、まったく。。




隣ではイケてない兄ちゃんが俺のギターを弾いて、彼女に上手いとは言えない歌を披露している。




もう、それすらもどうでもいい。。




これから、どうしよう…




なるべくならホステル生活は避けたいし、もう少しミュンヘンに滞在して資金を作りたい。




このやるせない気持ちを音楽に昇華させて頑張るぞ…!!チクショ-




空元気…それでも元気に見せられるなら構わない。


日が落ち、暗くなって来た街にアップテンポな曲を響かせた。




通り過ぎていく人々。




滑稽に見えるんだろうな。


行き場を失ったアジア人が必死こいて騒いでる…





ふぅ……





空元気は長くは続かなかった。



それでも、バラードを中心に唄い続けた。


時間は21:00。




もう限界だ…というか今の部屋のオーナーのファビアンとチェックアウトで会う約束があうから家に向かわねば。




実質3時間で42.43ユーロ。



あぁ、これだけ入ってて良かった。。



助かった。感謝。








家に引き上げるとファビアンが待っていた。



諸々と確認事項をササッと済ませ、デポジットを返してもらい、キッチンで今夜の寝床探し。


やっぱりホフトバンホフ(中央駅)はイヤだ。


13ユーロのホステルを発見したので、ブッキング。



ホステルに向かうか。



中央駅の隣の駅で降り、歩いて10分くらいの所にある”MEININGER Hotel Munich City Center”。




支払いを済ませて、一応聞いてみた。


「両替ってしてくれます??1ユーロとか2ユーロなんですけど。」

「いいわよ!助かるわ!」

「やったー!!」


パンパンになったポーチからコインを取り出して数える。



数える。



そして数える。。




「無限に出てくるわね…!」

「ホント、無限に出てきて欲しいよ!」




トータルで1ユーロコインと2ユーロコインで300ユーロもあった。

80セントからよくココまでやってきたもんだ。



まだまだこれからだけどね…



快く両替をしてもらい、部屋へ。




ふむ、まぁまぁキレイな部屋じゃないか。




ベッドは軋むけどね。




あぁ…軋むベッドの上で優しさ持ち寄って、キツく身体抱きしめ合いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!!!!!




それから、また2人で目を閉じてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!!!!!





この部屋(6人部屋)女の子多いじゃないか…誰か1人くらい…





うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん…!!!!





ふぅ…お腹空いたな。。



今日はもう凹みまくりだから、何か買って食べよう。



ビールも飲み行こう。



気分転換大事。





自分への言い訳??





得意です。





そんなワケでホステルの外に繰り出すんだけど、辺り一帯真っ暗。


それらしきお店が無い。


それに23:00を過ぎてるから開いてるお店が無い。



こりゃ、中央駅まで行かないと無いかな…



とりあえず、ホステルに戻ってバーで一杯やるか。



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バーに入ると何やら日本人ぽい人が居た。


話しかけようかな〜とも思ったんだけど、とりあえず疲れていたので自分の世界に突入。




俺だけの時間だぜ。



あ、言いたいだけっす。




すると突然向こうから話しかけて来た。



「ここのwi-fi繋がる??(英語)」

「まだ試してないから分かんないなぁ。(英語)」

「何人??(英語)」

「日本人。(英語)」


「そうなんだ〜!!俺もだよ!!」

「やっぱりそうだったんですね〜。そうかな〜とは思ったんですけど。」

「でも、アメリカ生まれのアメリカ育ちだから、日本語あんまり上手くないね。」

「それでも、全然しゃべれてるよ〜。」

「ちょっとお腹空いたから、これ飲んだら何か食べに行かない??」

「おぉ、ちょうど俺も考えてたんだよね。」



ビールを飲み干してお店を出た。



中央駅付近を目指して歩く。


結構距離あるなぁ。


ブーツじゃなくてスニーカーで来れば良かった。


「お、ココは??」

「ん〜もう少し他も見てみたいかな…」



更に歩く。



「ココは??」

「他も見てみよう!」



更に歩く。



「ココは??」

「他見て開いてなかったら、ココにしよう!」


更に歩く。


「もうココが最後かな。そろそろカンベンして…

「ココ安いからイイじゃん!」




…………1番最初に見たケバブ屋の方が1ユーロ安いですけどね………




結局、カールスプラッツ近くのケバブ屋に落ち着いた。




ケバブを食べて、宿に戻りがてらビールを買って飲んで歩いた。


公園で飲もうというコトになり、宿の近くの公園へ。




まったりとしながら、話をした。




そうそう、彼の名前はマサタカ。


アメリカのアラバマ出身でお母さんが開業された鉄板焼き屋で働いてるそう。

アメリカでは…アメリカに限らないけど…鉄板焼き屋が流行ってるみたい。


マサタカのお母さんのお店をマネする模倣店も数多く出来たらしい。


その鉄板焼き屋で1年間お金を貯めて、3ヶ月の旅行をしているそう。



色々話したけど、何だか考え方も似てて面白いヤツだなぁ。



『自分でアクションを起こさなければ、何も起きない。』

『自分が幸せなら、他人を幸せに出来る。』



俺も同じコトを常々思ってるよ。



「さ、そろそろ帰ろうか。」

「あ…!!さっきのお店にカバン忘れた!!」

「まじかよ…!せっかく宿の近くまで帰ってきたのに…!!

「取りに行こう!」



取りに行こう!って、もう宿目の前なんすけど〜…!!


かれこれ1時間ブーツで歩き続けて、足から火が出そうだし、何より今日は疲れてる…そのせいで酔いが回ってしまった。。



断るコトも出来ず焦るマサタカに付いて行くコトに。。



「道こっちでしょ!」



え、そっち違う…



「次こっちだね!」



え、さっきの時点で違う道に入ったから分からん。。



「次、右??」



え、何で疑問系になった??



「次、どっち??」



完全、疑問系になった…!!



「え、マサタカが自信ありげだったから付いてきたけど…もしかして、道分かんないの??」

「分かんないよ!」




オイオイオイオイ……カンベンしてくれ……



iPhoneを取り出して、方角だけ確認して向かった。


とりあえず、カールスプラッツに向かえば問題ない。



「ホント、こっちで合ってる??」

「さっき来た道と違う所通ってるから。」

「何で??大丈夫??」

「だって、お前が自信満々に道間違えたからや!違う道通って来たから。」



ようやく、さっき通った道に出た。



「ホントにこの道で合ってる??」

「さっき通ったよ。」

「全然覚えてないよ!」

「そこ左ね。」

「何も覚えてないよ!」

「もう後はひたすら真っすぐだから…」

「分かった!行ってくる!!」


何だこの…ご、拷問は…ひたすら歩き続ける……


これは2周目か…??


2周目で終わるのか…??


もしかしたら、3回、4回と永遠に続くのでは…??




これは終わりの無い終わりの始まりなのでは…??



「取りに行こう!」と言われた公園の時点でこう言っておくべきだった…








『だが断る」







と…その一言を言う勇気があれば、俺は……





ふぅ……もうこの場で座り込みたい…いや、眠りたい。。




「良かった!!あったよ!!!!」

「良かったねぇ。」

「帰ろう!」

「早く帰ろう。」



もうこの先はマサタカが何を言っていたか思い出せない。


というか、耳に入ってこなかったんだろう。


ひたすら歩くコトに必死だった。



ようやくの思いでホステルに辿り着いた。



「ごめんね!1杯おごるよ!」

「ありがとう。ノドがカラカラだよ。。」



ビールを1本ごちそうになり、一息ついた。

イスに座るが、このままじゃ寝落ちしてしまう…


ビールを飲み干して、また明日会おうと言って、マサタカと別れた。



IMG_0801


元気なマサタカと瀕死のオレ。。




明日は…明日は良いコトありますように…ッ!!

To Be Continued →

あがり42.43ユーロ

宿追加(ファビアンの所)…20ユーロ
宿…14ユーロ
ケバブ…4.9ユーロ
ビール…3.3ユーロ
合計…42.2ユーロ

〜宿情報〜

MEININGER

MEININGER Hotel Munich City Center


・wi-fiは部屋で繋がったり繋がらなかったり…1階ロビーはならOK!
・部屋キレイ
・部屋にシャワーとトイレもあって、割と清潔
・スタッフはキャッチーな人とそうじゃない人の差が激しい


ドミトリー1泊14ユーロ。


まぁ、また泊まってもイイかな〜と思えるホステルでした。


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