Day1622 2018.4.18 キプロス〜アンマン
昨夜、職務質問を受けてからはバスの運転手が休憩に来たくらいで、特に何事も無く朝まで眠るコトが出来た。
さて、出発の準備をするか。
寝床仕様になった車を移動用に変えて、荷物もこのまま飛行機に乗れるようにセッティングした。
空は太陽が少しずつ昇り始めて白くなってきていた。
最後にペトラ・トゥ・ロミウを見下ろせる場所が近くにあるので、そこだけ寄っていくか。
車を少しだけ走らせて、見晴らしのイイ場所に移動した。
あぁ…あの岩に最後衝突したんだろうなぁ。。
最初の原因は風か鳥か何かは分からなかったけど、確実にこの海に沈んでしまった。。
アフロディーテに持っていかれた。。
後悔しても、どうしようもない。。
分かってはいるけど…
ギュルルルル…
うっ…急な腹痛が…
こんな時に痛くなるなんて…
周りにトイレは無い。
行く…しかないか。。
太陽が山の端から昇り、海が輝く所を見たかったけど、そろそろ出発しないとレンタカーの返却時間にも間に合わない。
名残惜しいけど、行くか。
先に進もう。
この気持ちだけ置いて。。
高速を走らせて、レンタカー屋に向かうと美人のお姉さんが受付てくれて、そのままこの車で空港まで送ってくれるコトに。
早速、恋愛成就の効果が出たのかもしれんぞ。。
あっという間に空港に到着し、お姉さんとバイバイ。
さて、次の国に向かうか。
次の国はヨルダン!!
ヨルダンって、何があるんだろう…
パッと浮かぶのは中東のヨルダンは危険…
そんな印象。
だけど、多くの旅人も訪れており、何の問題も無く滞在している。
ただ1人を除いては。。
とりあえず、カウンターでチェックインだけ済ませて、外のベンチで朝ゴハン。
昨日の残り物だけど、持っていくコトも出来ないので食べてしまおう。
キュウリとパン。
ホットドッグみたいにキュウリを中に突っ込んでみた。
意外と悪くないかも。
タラモサラダがイイ感じ。
せっかくだから名付けておこう。。
ん〜コールドドッグだな。
チャチャっと済ませて、搭乗ゲートへ。
飛行機に乗り込んだら、あっという間にヨルダンのアンマン到着だ。
入国審査には長蛇の列が出来ていた。
しかし、この列はすっ飛ばす!!
日本人は別のカウンターで受付けてくれるのだ。
しかも、アライバルビザまで発給されて、さらに無料!!
日本人で良かった〜!!
先人に感謝です!!
入国審査の質問は簡単なもので泊まる場所と滞在期間くらいだったかな。
何の問題も無くあっさり入国。
したらば、アンマン市内まで出ますか!!
市内まで行くには空港からのバスとタクシーを乗り継いで行く方法が一般的。
空港を出て、すぐの所にあるオフィスでバスのチケットを購入。
事前情報では3JDだったんだけど、値上がりしたようで3.3JD(約514円)になっていた。
ちなみにヨルダンの通貨はJDでヨルダンディナールでございます。
このチケットで、7thサークルという所まで行き、そこからタクシーに乗り換えてダウンタウンに行けば良いそう。
とりあえず、やってきたバスに乗り込もうと思ったら、荷物を入れる場所のドアが開かない。
誰がやっても開かない。。
謎の展開。。
結局、諦めたらしく次のバスを待つコトに。。
う、うん。。
しばしの待ち時間の後、次のバス到着。
さっきのバスよりも大きくて快適そう。
ブイーンと7thサークルに到着。
タクシーを止めようと思うも、交通量が多すぎて止まらない。
止まっても吹っ掛けてくる。
少し先まで歩くか。
荷物を引きずりながら、トボトボと歩いていると見るからに怪し〜い感じのおじさんが近付いてきた。
「ガハハハハハ!!!!ドコまで行くんだ!!タクシー拾わないと行けないぞ!!」
「ダウンタウンまで行きたいんですけど、みんな吹っ掛けてくるんで少し先まで歩いてるとこです。」
「よし、任せとけ!!止まれ〜!!乗せろ〜!!ガハハハハハ!!!!!」
キキッ…
「グハハハガハハハゲへへへへへへ!!!!!!!よし、4JDでダウンタウンまで行くぞ!!乗れ!!」
ん〜ちょっと高いけど、もう面倒だからイイや。。
乗っちゃえ。
「ガハハハハハゲへへへへへゴホッゴホッウァッハッハッハ!!!!!最高だろ??」
おっさん、すまん…
何言ってるか1ミリも分からん。
一応、英語でしゃべってるんだけど、何を言ってるのか全っ然わかんない。。
タクシーは急に駅の前に止まった。
「じゃあな!」
おじさんは、お金を払わずそのまま去っていった。
というコトはそういうコトか。
オレがタクシー乗りたいってのを利用して、自分はタダ乗りしようと。
賢いっちゃ賢いけどなぁ…
そして、ドライバーと2人きりになった今困るのは意志の疎通。
ドライバーは英語が出来ない上に地図も読めない!!
心配でしかない!!
グーグルマップを起動してGPSで行き先方面に走ってもらうコトにした。
何かゴニョゴニョ言ってるけど、結局お金を追加みたいな話。
面倒だ。
「ペトラには行くか??俺のタクシーを使え。ドコに泊まってる??迎えに行く。今日か??明日か??」
めんどくさ。。
しょうがないので、ペトラに行く時には使うから番号教えてとご機嫌を取っておいた。
値段安くなるかもしれんし、これ以上取られたくないし。
何やかんやオレの案内でダウンタウン到着。
車が進入出来ないだの何だの言って、少し離れたとこで下車。
さて、宿に向かいますか。
今回泊まるのはマンスールホテル。
Booking.com
で安いから適当に予約したんだけど、ココが有名なコーダホテルだったとは。
そう、少しばかし前に日本人男性がヨルダンからシリアに向かって亡くなったというニュースが頭の片隅にある人もいるかもしれない。
そのコーダさんが泊まっていたというのがココのホテルだったそうだ。
コーダさんがシリアに行くコトをその当時のオーナーは止めたそうなんだけど、彼の意思は固く引き止めるコトは出来ず、最終的にそのオーナーがシリア行きの手配を手伝ったそう。
しかし、結果は悲惨なものだった。
もし、自分がしっかりと止めていれば、手配しなければ…と後悔し、彼への追悼の意を込めて名前をコーダホテルに変えたという話がある。
でも、コレには諸説あるらしく、本当にコーダさんが泊まっていたのは近くのクリフホテルに泊まっていて、宣伝の名前に付けただとか…
真相はどれなのか…
荷物を下ろしたらスーパー探しに街歩き!!
朝のコールドドッグ以来飲まず食わずでカラッカラ。
とにかく水分を確保したい。
街中を歩き回ってみるも、ダウンタウンの辺りにはスーパーが無いらしい。
結構探し回ったんだけど、あるのは個人商店のみ。
とりあえず、水だけ購入。
あとは食べ物だな〜。。
グルグル歩き回ってみたけど、とりあえず物価は高いし、何がいくらかも分かんないし、面倒になってきた。。
結局、宿の近くのファーストフードのお店が結構安かったので、そこに入った。
スパイシークリスピーチキンサンド的なモノのセットをチョイス。
バーガーとポテトとコーラで1.75JD(約272円)。
物価の高いヨルダンにしては結構イイかも。
味もそこそこ。
は〜食った食った。
「youtubeやってるの??」
「え??確かにやってるけど。」
「さっき撮影してたの見てさ。よかったら、こっちおいでよ。コレ食べて!」
「うん、ありがと!!」
見た目はミルフィーユ状の層になっていて薄いクレープっぽいモノとラム肉とチーズが挟んである食べ物をくれた。
名前はアライスというらしい。
コレが結構美味しい!!
ピザとラザニアの中間みたいな感じ。
ヨーグルトに付けて食べると美味しいって言うけど、そのままの方が美味しかったな〜!!
もっと食べな!!と勧めてくれたけど、この前にハンバーガーも食べてるからお腹いっぱい!!
てか、ファーストフード店で持ち込んで食べてるって自由すぎ!!笑
いろいろ話も出来て楽しかった〜!!
ヤコブ、ありがとね!!
宿に戻って、休憩からの作業。
この数日で作業がだいぶ溜まっちゃったから、消化しないとな。
ココの宿は安いから、少しゆっくりしつつ作業を進めてこう。
あっという間に夜になりまして、近くに美味しいファラフェルサンドの店があるとのコトで行ってみるコトに。
ファラフェルってのはベジタリアンフードってコトみたい。
要は肉とか魚の入ってない野菜だけの料理。
中東ではハラルフードと呼ぶらしい。
そこでファラフェルサンドを注文。
0.5JD(約円78円)とヨルダンの物価にしては破格。
味の方は、ん〜美味しいけど…
肉食いてええええってなっちゃうね…!!やっぱ。
そんな感じで、街歩きをしつつ宿に戻り作業再開して、本日は就寝!!
この数日、本当に体力的にも精神的にもだいぶ来てるから、少しゆっくりします〜。。
To Be Continued →
マンスールホテル(コーダホテル)
住所: King Faisal Street – Down Town, Amman, ヨルダン
電話: +962 7 8879 5875
Hashem Restaurant Down Town
住所: King Faisal Street, Amman, ヨルダン
電話: +962 6 463 6440
営業時間: 24時間営業
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