Day1519 2018.1.5 静岡 浜松
今日は何事も起こらず平和だな〜と思いながら、ノエルで見知ったメンバーでゆっくりしていると一瞬で平和が崩れた。
平和が崩れる時というのは、いつも突然の出来事なのだろう。
「ウェアッハーーーーー!!!!!」
勢いよく放たれるドアと同時に飛び込んできたのは酔っ払いシンヤ。
普段はイイ人なんだろうなあ系の人。
会う時はいつも泥酔してるから、シラフの時を見たコト無いけど。。
「マンマ〜!!飲ませてェ〜!!」
「いらっしゃい。ドコで飲んできたの??」
「シンヤ!!お金持ってきたの!?無いなら水だよ!!」
「ヒャッハーーーー!!あります。」
「お〜!!今日は持ってきてるじゃん!」
「飲ンませてェ〜!!ウェイ、カンパ〜イ!!」
動じないモーリー。
「ヤッケ〜ン、歌おうぜ!!ベイベ!!」
「もう少し後でね。。」
彼も音楽をやっているので、セッションしたりするんだけど、もう少し酔ってない時だと楽しいんだけどね〜!!
他のお客さんにも絡みに行って、怒られないかヒヤヒヤしてたけど、何となく良さそうな雰囲気で良かった。
このまま大人しくしててくれればイイなぁ。。
何て思っていたのも束の間。
「ヤッケン、街行こうぜ!!ベイベ!!」
「街〜??行かないよ〜!!」
「全部おごるぜ!!ベイベ!!」
「だって、オレ出禁の店ばっかだもん。」
「関係無いぜ!!ベイベ!!」
「行かないよ〜。」
「全部おごるから行こうぜ!!ベイベ!!」
「え〜お金無いじゃん。」
「今日の予算は7万だぜ!!ベイベ!!」
「そんなあるの〜??」
「今は無いけど、ATMに入ってるぜ!!ベイベ!!」
「おろしに行ったら考えるかも〜。」
「OK!!一緒にコンビニ行くぜ!!ベイベ!!」
「まじか。。」
そんなワケでコンビニへ。
兄さん、駐車場はベッドではありません。
兄さん、駐車場はトイレではありません。
ションベンしたいなら、コンビニのトイレでしろよッ!!
すぐそこなんだからッ!!
先行きが不安過ぎる。。
どうせ、ATMにお金は入ってないだろう…とタカをくくっていたら、ホントに7万おろしちゃった!!
「よし、街に行くぜ!!ベイベ!!」
「まじかよ〜!!」
ノエルに一旦帰還。
「ホントに7万おろしちゃったよ〜。」
「え〜あんた、ホントに街行くの??やめときな〜。」
「うん。でも言っちゃったしなぁ…モーリーも行く??」
「ん??俺か??」
「用心棒。」
「ん〜。。どうするかなぁ。。」
「カモン!!カモン!!パルパル!!ベイベ!!」
「今から行ったら帰ってこれないじゃーん。」
「ノープロブレムだぜ!!ベイベ!!」
「プロブレムだぜ!!ベイベ!!じゃあ、帰りタクシーで寄ってくれるなら行くよ〜。」
「オーケーだぜ!!ベイベ!!」
「じゃあ、行きますか。」
街っつっても、ドコ行くかな〜。。
カジノバーがあるから、久々そこ行くかな〜。
そうしよう。
迎えのタクシーが来たので、3人で乗車。
「モーリー、ちゃんと見ててね。」
「うす。」
レッツゴー!!
一路、街中のカジノバーへ。
本日、休業。
どうしよ。。
そういや、さっき知り合いの兄ちゃんの話になったから、そこの店行くか!!
「モーリー、連絡先知ってる??」
「あいよ。」
『もしも〜し、ヤッケンです。』
『あ〜!!ヤッケン!!久しぶりじゃん!!元気にしてるか??』
『元気元気!!さっき話が出てね、お店遊び行こうかと思ってるんだよ!』
『あ〜…さっき終わっちゃったんだよ。ごめんよ。』
『まじか!残念!!』
『またナオ姉のとこに行きたいと思ってるんだけど、なかなか行けなくてね。よろしく行っといてね。』
『あい!!また今度!!』
「終わっちゃったって。どうする??」
「ん〜どっかあるかの??」
「どこでもいいぜ!!ベイベ!!」
適当にほっつき歩くも、まだ街中も正月ムードでやっているお店が少ない。
グルグル歩いて、適当にやっていたクラブみたいな店に入った。
イスラエル人店員にめっちゃ絡むシンヤ。
イスラエル人、顔が引きつってる。
何回も止めたけど、こういう時のシンヤには効果が無い。。
ちゃんと謝っといたけど、他人のフリしとこうかな。笑
他のイカつい系店員がチラチラ見てくるようになったので、潮時と見て退散!!
昔、ちょっと仲良くなったオーストラリア人がやってるバーに行ってみるかというコトで向かったんだけど、エレベーター降りたら真っ暗。
謎のカーテンで遮られている。
チラっと中を覗いてみたんだけど、真っ暗。
こりゃ、ダメだな。。
よし、ラーメン食って帰ろう!!
良さそうな店に入るもちょうど火を落としたとこらしく、撃沈。
今日、運無いな!!
このまんま帰ったら、何しにココまで来たんだ〜!!
あ、民民やってるじゃん。
民民と言えば、いつでもお客さんがたっぷり入っているイメージ。
特にキャバ嬢さんたちや居酒屋とかで働いている人たちがよく行っている印象。
それなら、試しに入ってみますか〜!!
ビールと野菜ラーメンを注文。
「餃子もイクぜ!!ベイベ!!15個で!!ベイベ!!」」
「まじ〜??あ〜ニンニクラーメンにすれば良かったな〜!!」
「野菜ラーメンにニンニク入れられますよ。」
「じゃあ、お願いします!!」
シンヤのうわ言を聞きながら待っていると、ラーメンがやってきた。
濃厚白とんこつ!!
では、早速いただきまァ〜す!!
深夜のラーメンって最高だよね〜!!
ズビッ!!
全然濃厚じゃない。。
コクも無いし工場で作ってるスープを温めてるだけのような感じ。
てか、ニンニクが思いっきり業務系のすりおろしニンニクで臭不味過ぎる。。
麺も業務系というか、業務スーパーで売っている麺より不味い。。
野菜は茹でたのをペッと乗せているだけ。。
ごめん…
こんな不味いラーメン食べたコト無い。。
海外でも。。
人が集まってるから美味しいのかと思ったら、全然だった。。
自分の中でのハードルが高いとか、そういう次元の話じゃなくて。。
普段、不味くでも気を使って、別の表現で書いたりするけど、ちょっとそれも無理なレベル。。
恐ろしい。。
よくよく考えてみると営業時間は11:00〜6:00、土曜日は24時間営業というスタイルだから、人が集まるみたい。
確かに遅い時間じゃ、他にやってる店無いもんな。。
どんよりした気分になったけど、フォローするとすれば、餃子は美味しかった!!
…気がする。。
みんな食べ飲み終わり、席を立とうとするとシンヤが「俺が払うぜ!!ベイベ!!」と伝票を持ってくれた。
「ごちそうさまで〜す!!」
なぜか、オレにレシートを渡されたので見てみると…
ニンニクだけで180円くらい取られてた。。
サービスじゃないのかよォォォォォォォォ!!!!!!
店員さんの口ぶりからサービスかと思っちゃったよ。
まさかの有料。
ニンニクとか卓上に無料で置いてあるのが普通だと思ってるから驚いた。
シンヤが出してくれたけど。。
いや〜何とも言えない気分ですなぁ。。
憂さ晴らしに行きたいけど、もうイイ時間。
「帰りましょ。」
「もう1軒行くぜ!!ベイベ!!」
「行かないよ!!」
「行こうぜ〜!!ベイベ!!」
いきなりタックルしてきたので、避けたら思いっきりすっ転んでしまった!!
オレが…!!
「うごぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!超痛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
膝の皿が割れたかと思うくらいの痛み。
足に全然力が入らない!!
この痛みはクスコで水道メーターの穴に落ちた時を思い出すゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!
「も、もう無理。。帰ろう。。」
ヘロヘロになりながらタクシーとシンヤを捕まえ、乗車。
ノエル方面へ向かった。
もう1軒行こうぜ!!ベイベ!!とか言ってるヤツがいるけど、もう無視だ。。
先にモーリーを降ろして、ノエルへ。
「さぁ、シンヤ!!家の住所を言うんだ!!」
「うきょきょきょきょきょ!!!!!」
「クゥ!!免許とか住所分かるもんは無いのか!!」
「うけけっけけ!!ポピョポピョ!!」
「クゥ〜!!何も持ってない!!」
「お客さ〜ん、行き先分からないんだったら、ココで降りてもらいますよ。送っていけませんから。」
「すみません!!シンヤ!!行き先を言うんだ!!!!」
「すぽぽぽぽぽぽぽぽ!!!!!!!」
シンヤ、すまん!!
「イデデデデデデデデ!!!!!」
耳を思いっきりつねりあげた。
「さぁ、住所を言うんだ!!」
「つ、次のお店は〜タタタタタ!!!!」
「自分の家の住所!!」
「アタッアタッ!!た、高丘…」
「はい、わかりました。こちらですね。」
「すまぬ、シンヤ。。ちゃんと帰ってよ!!ごちそうさま!!!!」
「は、はひっ!!」
きっと、記憶に無いだろうけど、すまなかった。
こうするしか他無かったのだ。。
ふぅ…
ソファに腰を下ろし、時計を見ると朝の7:00だった。
一体、オレは何しに行ったんだろう。。
痛む膝をさすりながら、すっと現実に戻ったのであった。
To Be Continued →
酔っ払いと珍道中というか新年開けてツイてないんじゃない??
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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