Day997 写真を撮ると目をつぶってしまうプロのギタリスト

Day997 2016.8.1 ニューヨーク66日目

本日は“みのる”こと、アズミちゃんの旅のプロジェクトでもある“海外でプロとして活躍しているミュージシャンの取材”に同行します!!

今回、インタビューするのはプロのクラシックギタリストのハバさん。

そう、以前ニュージャージーにお住まいのヒロキさん・ヨシさんのお宅でお会いしたハバさんにインタビューをするのである！

前はちょっとしかお話できなかったから、今回アズミちゃんにくっついて会いに行くコトにしたのだ！

電車に乗って、初ハーレム上陸!!

スタスタと歩くんだけど、なぜかコミカルな動きのみのる先生。

小動物みたい。

無事、ハバさんのお宅に到着し、早速インタビュー開始！

「その前に先に録音させて下さい。」と機材を取り出して、準備を始めたので、「何やるの？？」と聞くとプロジェクトの一環で童謡ふるさとを各ミュージシャンに演奏してもらって、編集して動画を作っているらしい。

どうやら、以前演奏してもらった方の素材が少しクセがあって、うまく編集できないみたいでハバさんに合わせてもらえないか？？とお願いしてたんだけど、さすがプロのミュージシャン!!

即興で違うバージョンを提案していて、見事マッチしていた!!

さすがだな〜!!

何テイクか撮影をして、インタビューへ！

ハバさんはアメリカに語学留学に来て、そのままアメリカの大学に進学して会計士の資格を取り、働き始めたのだそう。

だけど、そんな生活や親御さんが用意してくれていた人生のレールに従うコトが本当に正しいのかと思い、葛藤していたのだと。

そんな時に出会ったのが、１枚のCD。

まさにコレがハバさんにとっての運命の１枚となった。

そのCDというのが、ANDRES SEGOVIAのアルバム。

何気なく手に取った１枚。

その理由は、単にジャケットに惹かれたから。

そして、そのアルバムを聴いて、雷が落ちたそうだ。

コレだ…クラシックギタリストになろう…

そう思ったハバさんはアメリカの音大へ通うコトを決意。

絶対に反対されると思いながら、日本の親御さんに連絡したところ、返ってきたのは「ハァ……」という深いため息。

その後も親族からも進学を止めるよう連絡が来たけれど、ハバさんの意志は固く、強行突破で進学するコトを決意。

この時、ハバさんは既に25歳。

音大へ行く人たちというのは幼い頃から英才教育を受けてきた人たちが多い。

遅咲きながら、非凡な才能を持っている人も少なくない。

そんな中にいきなりクラシックギターのプロになろうと音大を受験しようと考えるなど、端から見れば狂気の沙汰。

しかし、人並み以上の努力で寝る時間以外のほとんどの時間をギターの練習と音楽理論の勉強に充て、音大に入学。

譜面のドレミすら読めなかった男が努力で閉ざされていた扉をこじ開けた瞬間だった。

入学後も音楽漬けの生活を続け、音大にあるネットワークを使いながら、公演を続け、卒業後は目標だったプロのギタリストとして活躍されている。

現在は音楽の家庭教師を派遣する会社もお持ちだそうで、教育に対する熱い思いも聞かせていただいた。

たくさんの雑談も交えながら、話は進んでいき、あっという間に時間は過ぎていった。

その話の中で面白かったのは、感謝の旅をしたというコト。

「人間って、ありがとうって言う時が１番幸せを感じてる瞬間だと思うんだよね。何かしてもらって、ありがとう。便利な物を作ってくれて、ありがとう。何か自分にとってプラスになった時にありがとうって使うじゃない？だから、すべてのものに感謝しながら東京から実家の岐阜まで帰ろうと思ったんだよ。」

確かに…感謝する時って、何か自分にとってプラスになる時だもんな。

ママチャリで実家まで帰る中、いろんなものに感謝したんだそう。

道路を作ってくれた人、自転車を作ってくれた人、ペットボトルを開発してくれた人…

それはありとあらゆるものに感謝をしながら、先人の努力に感謝しながら向かったんだと。

今、こうやって生活していく中でいろんなものがあるけれど、それが当たり前になってしまっているもんな。

ふとした瞬間に感謝するってコトを思い出せば、自分がいかに素晴らしい境遇にいるかっていうのを改めて気付けるもんね。

ニーチェやドフトエフスキーを読んで、１か月誰とも会話をしない生活をする…なんて暗黒時代はとても親近感が湧いちゃうし、色んな面白い話が聞けて超楽しかったです!!

また時間がある時に食事一緒にさせてください♪

そして、実はこのインタビューの中で検証したいコトがあったのだ。

それは、奥様のカズサさんのプロフィール画像に２ショットが載ってるんだけど、そこに”いつも目を閉じてる旦那っち”と書かれていたのだ。

果たして、それは本当なのか確かめてみる必要もなかった。

運命の１枚。

みのる先生と２ショット



本当に何度撮ってもシャッターを切る瞬間に目を閉じてしまう!!

記事、本文でこの写真使おうと思ったけど、さすがにやめておきました。笑

本当に楽しい時間でした!!ハバさん、アズミちゃんありがとうございました!!

この１枚が好き( ´ ▽ ` )ﾉ

To Be Continued →

この日のコトをみのる先生も書いてたのでチェックしてみてください!!→「自分に変化をもたらす二大要素」とギタリスト幅さんとの出会い

インタビュー本編は、また後日アップするとのコトなので続報楽しみにしてます!!