Day88 2014.2.4 ロンドン2日目
昨夜というか今朝は何時にベッドに入ったんだろうか……5:00か6:00か??
22人ドミトリーだから、気を遣って着替えるのもやめて、そのままベッドに入った。
ココの宿も朝食付きなので、8:00頃に同室の人たちが仕度をする物音で目が覚めた。
ばぁちゃんや周りの大人たちが「食べれる時に食べておきなさい。」と言っていたのが今になって頭じゃなくて、心で『理解』出来るようになった!
いや、身体が理解した!と言うべきか。
あまり、お腹は空いていなかったが、目の前に食べ物があれば食べれるだけ食べておこうと無意識に身体が反応し、行動に移す。
これを逃したら、次いつ食料にありつけるか分からないからな。
ロンドンに到着した時点で手持ちのお金は0.54ユーロ。
日本円で70円。
よくこれで旅を続けようと思うよな…と、ふとした瞬間に思った。
でも、自分に知識や技術があれば、お金を稼ぐコトは可能だ。
それを理論上だけじゃなく、この身を呈して実験台となって世に示していきたい。
海外で出来るなら、殊更日本でも可能なはずだ。
この生き様を後輩たちや、まだ見ぬ友人に伝えたい。
それがこの旅のミッションの1つだ。
朝食を終え、寝ようとするが、部屋の一部の欧米人たちが、これでもかと言わんばかりにアホみたいに騒いでいて、とても眠れない。
耳栓も意味が無い。
俺の他にも迷惑そうにしてる人たちがいるのに、そんなコトお構い無しで、エスカレートしていく一方。
チェックアウトを30分過ぎたあたりで、ようやく出て行った。
これで、ようやく眠れるぞ…
深い眠りに入ったと思ったら、ベッドが倒れる夢で起きてしまった。
ハッと飛び起きると黒人の清掃スタッフのオバちゃんが何か言っている。
耳栓を外し、話を聞くと「あんたチェックアウト過ぎてるわよ!さっさと仕度して出て行きな!」
「え〜〜何言ってんの??俺、3日分予約して明後日までいるんだけど。。」
寝ぼけながら受け答えする。
「何言ってんだい!良いから起きな!」
お母ちゃんじゃないんだから〜。。
「え〜〜これ見てよ〜。」
渋々、起き上がってプリントアウトした予約表を見せる。
「あら、本当だ。レセプションのスタッフが間違ってるんだね!その紙持って、レセプション行っといで!」
あぁ…めんどくさいなぁ。。
こうも寝かせてくれないとは……1週間ぶりにちゃんとベッドで寝られると思ったのに。。
レセプションに行くと1人の女性スタッフがめっちゃキレてた。
「どうして、ロンドンの調味料はどれも不味いのよ〜〜〜!!!!いい加減にしてぇぇぇ!!(アテレコ)」
ガチャァァァン!!
欧米人クオリティ…アクションがデカ過ぎて、こぇぇぇ!!
受話器投げんなよ。。
この人には話しかけちゃダメだ!と直感が叫んでいるので、他のスタッフを探して話しかけた。
すると、「間違いだった。スマン。」と認めるので、部屋に戻った。
黒人のオバちゃんに話をして、もう一度寝るコトにした。
13:00くらいまで寝て、その後、日記・作業・仕度をしていたら16:00になってしまった。
本当に時間が足りない…!
今日は何としてでも稼がないと…
宿代が払えない。。
昨夜教えてもらった、人が集まる場所を目指して歩いて向かった。
地図を片手にまずはロンドンアイとウェストミンスター。
ちょうど日が暮れて、ウェストミンスターの明かりが点いて、めちゃめちゃキレイだった。
どうやら、ココは相性の悪い観光客ばかりなので、そのままスルー。
そのまま歩いて向かったのはバッキンガム宮殿、ピカデリーへと向かった。
ピカデリーにはめちゃめちゃ人がいたので、まずはそこでトライ!
ダメだ…ココも観光客ばかりで相性が悪い。
話にならない。
そして、ロンドンはアホみたいに風が強い!
機材が吹っ飛んで行く。
う〜む、困ったぞ。
あてもなく歩いているとチャイナタウンを発見。
そこそこ人も歩いているので、試しにやってみるコトに。
ポツポツと反応がある。
途中、長渕の乾杯をリクエストされ、一緒に唄うコトに。
タイ人の奥さんを持つジェフ。
結婚式の時に唄ったので、ぜひ一緒に唄いたいとリクエストしてくれた。
2時間ちょっとやって、あがりは34ポンド。
やった!
これで宿代が払えるぞ!
ちょうど片付け始めた時に小雨が降り始めた。
1時間弱、小雨の中を歩いて宿まで帰った。
宿に着くと昨夜一緒に遊んだガルシアがいた。
「昨日の写真ちょうだいよー!!見たい!!」
「OK!!今から送るよ!」
疲労感がかなりあったが、部屋に戻って、すぐに編集して送ってあげた。
さて、晩メシはどうするかな。。
近くの個人商店に行くと600mlのギネスが1.5ポンドで売っていた。
日本より安いんじゃないか??
本日の晩メシ決定!!
GUINNESS!!
あとはパリでもらったウサギ肉の缶詰とパンだな。
明日の朝になれば、またゴハン食べれるから、今日はこれで十分だな。
ロビーにいるとパリで同じ宿だったアルゼンチン人のフェリペとサンティアゴがやってきた。
「おぉ、ココでまた会えるとは!」
「ヘイ、メン!!びっくりだぜ!」
「また会ったな!写真送ってくれよ!」
早過ぎる再会に驚いた。
2人に写真を送ったり作業をして、本日は終了。
バーも微妙な雰囲気だし、今日は大人しく寝るか…
To be continued→
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2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
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