Day773 2015.12.21 メリダ9日目
今日はカミナリの発生率が世界一としてギネスにも認定されているカタトゥンボ(マラカイボ)へ行くぞ!!
出発の日は、いつも二日酔い…このままベッドで横になっていたいのだけど、もう雨期も終わりがけの今、1日でも早くカタトゥンボへ行っておきたいところ…
そして、出発の前にこれからコロンビア、メデジンに行くというボム平さんとゆきんこさんにメデジンまで持っていってもらいたいモノがあるので、2人の宿へ。
ね、眠い。。
ボム平さん、ゆきんこさんに荷物を無事渡して、ちゃんと届けてもらうコトを祈るのみ!!
お願いしますよ!!
もしダメだったら、ゆきんこさんのメガネスッピン公開しますので…よろしく!!
今日はそれにしても良い天気だ。。
こんなんでカミナリ見れるのかな…
まずはタクシーでメリダのバスターミナルまで。
300ボリバルなので日本円で約45円。
メリダから次に向かうのは、Santa Barbara(サンタバルバラ)。
チケットカウンターで列に並んでいると軍人がチラホラとこちらを見ている。
うわぁ…めんどくさいな。。コイツら絶対荷物検査しようとしてるわ…
またパンツ一丁なんかにされたら面倒くさくて、たまらんわ…(その時の話→Day761-2 ベネズエラの悪徳軍人に捕まり、パンツ一丁で荷物検査。)
なるべく目を合わせないよう目をそらしていたんだけど…
「パスポート。」
うわ…来ちゃったわ……
大人しくパスポートを出す。
「ちょっと、こっちに来い。荷物チェックだ。」
めんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
3人で居たのに、なぜかオレだけ荷物検査(累計4回目)を受けるコトに。
隅の方へ行き、ふて腐れながら全ての荷物を出した。
何も盗られないように、しっかり見てないと…
いや、逆に考えるんだ…こっちが、とってやると……
カバンの荷物検査が終わり、ズボンのポケットのチェックに移った時にさりげなくGo Proの電源を入れて撮影モードに。
よっしゃ、撮影成功!!
逆に撮ってやったぜ、チクショウ!!
結果、何も出てくるコトなく終了。
当然だ、コノヤロウ!!
まじで面倒くさいんだよな。。
他の2人と合流して、改めてチケット購入。
10ボリバル(約1.5円)。
まじ??コレで行けるの、ホントに??
バスが出発する2番乗り場へ。
結果、乗れませんでした。
次のバスは3時間後。
なぜなら、クソ軍人に荷物チェックされてる間にバスが行ってしまったからァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!
クソ軍人ンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!
まじぶっ殺してェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!
落ち着け…落ち着くんだ。こういう時は素数を数えるんだ。素数は自分と1でしか割れない孤独な数字。オレに力を与えてくれるぅぅぅぅぅぅ!!!!!
ふぅ……
選択肢は3つ。
ココで3時間待つか…
諦めるか…
タクシーでサンタバルバラまで行ってしまうか…
よし、タクシー。
サンタバルバラまで約5時間で8,000ボリバル(約1,200円)。
3人で割ったら1人400円だしね。
ガオンッと5時間あっという間にすっとび、サンタバルバラに到着。
とりあえず、腹ごしらえというコトで、バスターミナル脇にあるレストランへ。
スープとメインで700ボリバル(約105円)。
見た目は悪いけど味は良いスープとピラニアのフライ!!
美味しかった!!
したらば、バスターミナルから次の目的地プエルト・コンチャへ移動!!
1番乗り場からバスが来たら乗り込んで、いっぱいになったら出発スタイルのバスに乗り込んだら出発……
って、あれユージくんがいない!!
乗る直前に軍人に荷物検査を受け、乗った直後にも荷物検査を受けるという奇跡。笑
おかげで席が無くなってしまったので、立ち乗り。
コレで1時間半か…
またしてもガオンッと時間は吹き飛び、プエルト・コンチャへ到着。
次のミッションは、ボートをチャーターするコト。
そのボートをチャーターするには、チェロかロベルトという男を探し出して、交渉しなければならないらしい…
そんな、すぐに見つかるのかよ。。
船乗り場には1軒だけビール屋が開いていたので、ビールを注文するコトに。
移動で疲れた身体にビールが染み渡る。
「ところで、おやっさん…チェロという男を知ってるか??」
「チェロ??何の用事だ??」
「ボートを1台チャーターしたいんだが…この街にもたくさん人が居るのは分かってる。その中から見つけ出すなんて、数多居る女のコの中から、カワイイ上に数の子のような名器を…」
「知ってるよ。」
「はへ??」
「電話してやるから、待ってろ。」
そう言って、おもむろに電話をかけるおやっさん。
「すぐに来るってよ。」
バイクにまたがって現れたのはチェロ本人だった。
「今日、船をチャーターしたいんですけど。」
「そうか…今日、俺は無理だな。他のツアー客の相手をしなきゃならん。他に行けるヤツを探すから待ってろ。」
大丈夫かな…コレで今日ダメなんて言われたら、この辺に泊まれるとこなんてないから、メリダまでトンボ返りか??
「よし、コイツが連れて行ってくれるから、出発は15分後だ。」
おぉぉ!!!行けるぞッ!!!!
次の目的地は湖上にある宿のあるCongo Miraador(コンゴ・ミラドール)!!
かなりのスピードを上げて進んで行くボート。
風が巻き上げてくるッ!!
何も無い湖の上を跳ねるように進んでいく。
何度、腰がボートから離れて宙に浮いたコトか。。
日が沈む頃にようやく本日の宿に到着した。
宿の中は簡素なキッチンがあるのみ。
トイレも仕切りと便器があるだけ。
壁と柱の間にはハンモックがかかっている。
あとはカミナリ様の出番を待つだけ…なんだけど、カミナリ様の出番は大体深夜2:00くらいからだそう。
夕日が沈んでいく。
徐々に小さくなっていく太陽。
やるコトは無い。
1人だけ相手してくれるカワイコちゃんが居た。
さて、2:00のカミナリに備えるぞ。
To Be Continued →
悪徳警官に呼び止められ、不当な荷物検査を受けた時の撮影に成功!!
こんなコトが普通に行われてるのかよ…って引いたら、チャンネル登録よろしく!!
マラカイボ(カタトゥンボ)への行き方
メリダセントロからタクシーでバスターミナルまで:タクシー(300ボリバル…約45円)
↓
メリダバスターミナルからサンタバルバラまで:バス(10ボリバル…約1.5円)、タクシー(8,000ボリバル…約1,200円)約5時間
↓ [メリダバスターミナルからプエルトコンチャまで直通:タクシー(12,000ボリバル…約1,600円)]
サンタバルバラからプエルトコンチャまで:タクシー(140ボリバル…約21円)、タクシー(3,000ボリバル…約450円)約1時間半
↓
プエルトコンチャ(終点)で降り、ビールだけを扱っている酒屋で”チェロ”か”ロベルト”に連絡を取ってもらう。
↓
コンゴミラドールまで往復の船をチャーター(20,000ボリバル…約3,000円)
※メリダに帰る場合は、午前中の内にサンタバルバラに着かないとメリダ直通が無いので注意。
メリダ直通が無い場合、El Vigia(エル・ビヒア)というメリダよりも手前の街で乗り換える必要あり。
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