Day203 2014.5.30 イスタンブール再び
朝7:00にイスタンブール到着。
結構な量の雨が降っている。
傘も無いし朝早いし面倒だなぁ。。
ギョレメに向かって出発した時と同じバスターミナルに着くかと思ったが、違ったようだ。
どっちが駅だろう…
雨の中を歩き出すとバックパックを背負った2人組を見つけたので、話しかけた。
フランス人のニコラとソフィア。
メトロステーションまで行くというので、一緒に付いていくコトに。
雨の中、迷いながら駅に着くと結局ギョレメに向かって出発したOtogar駅の裏側だった。
2人と別れて、そのままバスチケットのカウンターへ。
ソフィア行きとスコピエ行きの値段と時間を調べた。
ブルガリアのソフィア行きが75リラ(3,450円)、マケドニアのスコピエ行きが84リラ(3,864円)。
どうしようかなぁ…
出発は夜だし、買い付けの仕事の間に考えるか。。
買い付けのためにメトロとトラムを乗り継いで、スルタンアフメットへ。
夜行バスの疲れで道中、何度か休みながら到着。
街中をブラブラ歩いてると良く人が話しかけてくる。
うざいなぁ…どうせ物売りだろ…と思いながら話すのだが、その大半が普通の人。
ただ単におしゃべりしたかっただけらしい。。
物売りかと思って、冷たい態度しちゃって、ごめんなさい。
かと思えば、物売りだったりね。
難しい。。
「このポストカードはプレゼントだ!持ってけ!でも1ユーロくれ。」
もはや、それはプレゼントとは言わないよ。。
歩いてる最中に話しかけてきた人が土産屋をやってるとのコトで、そこで買い付けしてしまおうと、付いていくと土産物は土産物だけど、カーペットや陶器しか置いてない…
俺が求めてたのは、こういう高級な土産じゃあないんだよぉぉぉぉ!!
やっちまったぜ…と思いながらも、ソファに座りチャイを頂く。
セールストークをかわしつつ、世間話。
浜松のバーで働いてた時のトルコ人オーナーを知ってる人も居て、世間は狭いなぁ。
ただ、そいつの名前を出した瞬間に顔色が急に曇って、あんまイイ顔してなかったけど。
やっぱ、アイツは悪いヤツだな。
給料半分よこさなかったし。
適当に切り抜けて脱出。
適当にぶらつきながら、グランドバザールを目指す。
中に入り、クライアントさんから指定されたモノを売っていそうな店を物色。
ここでもセールストークをかわしつつ、お目当ての品を探す。
ようやく、良さげな店を発見して、商品を選んだ。
一通り商品を選んで、ここからがスタート。
値切って、値切って、値切りまくる!
最初言っていた半値くらいまで、下げて購入。
最初っから吹っかけてくるのは分かってるからね。
そっから、こっちが納得する値段まで持っていくのは大変だけど、面白い。
世界を駆け巡る剛腕バイヤーへのご依頼はコンタクトフォームからどうぞ!!ニョホ♪
お腹が空いてきたので、良さそうな店を探しつつ、グランドバザールと外の店をぶらつく。
結局、良さそうな店が無く、歩き回って疲れたので喫茶店に入ってシーシャをふかしつつ、作業。
天気がグズついてたので、外に出るのが億劫で結局3時間近く居座った。
喫茶店を出て、買い付けた品を送付するために郵便局へ。
日本までの送料は28リラ(1,316円)。
最初聞いた時に局員さんが紙に書いてくれたんだけど、字が汚くて78リラだと勘違いしてしまい、わざわざ両替しに行ってしまった。
もう数時間後にはトルコ離れるのに…
あぁぁぁぁ…また無駄なコトしてしまった…
無駄は嫌いなんだよ…無駄は…
郵便局を出ると土砂降りの雨。
あーあ、土砂降りかぁ。。
まぁ急ぐ身でも無いし、落ち着くの待つか。
郵便局の外に屋根のある部分があったので、そこで日記を書いて時間を潰した。
しばらくして、雨が止んだ。
いささか、お腹空いたなぁ。。
ガラタ橋にでも行って、サバサンドでも食うか。
二重構造になった橋には、たくさん並んだレストラン。
さて、今日はドコのレストランにしようか…
なんて選択肢はもちろん無く、虚しく響くアザーンを背にたくさんのレストランをスルーしてガラタ橋を渡りきった。
やっぱ、庶民は屋台ですね。
ココのサバはそれなりにジューシーでパサパサしてなくてイイ。
5リラ(240円)。
サバサンドを食べ終えて、お腹が満たされたし、そろそろオトガルのバスターミナルに行くか。
何だか3日前くらいと同じ行動しかしてないような……
トラムに乗り、メトロに乗り換えようとするとイスタンブールカードの残高が切れた。
現金でチケットを買うと倍近くの値がするので、5リラ分チャージしようと財布の中を見ると50リラ札しか無い。
チャージ機でいくら分チャージするか選べるかと思ったら、俺にそんな選択肢は与えられなかった。
問答無用で50リラ分のチャージ。
オイオイオイオイ…‼︎
俺これからイスタンブールどころかトルコ去るってのに、なんで50リラもチャージしにゃならんのだ!
メトロも1回1.5〜2リラくらいだろぉ!
何回乗らせるつもりだよ…!
係員を問い詰めるも、どうするコトも出来ないと冷たくあしらわれて終了。
ギョレメで持ち直したトルコの印象…
結局ね…
仕方ないから、そのままメトロに乗りオトガルへ。
バスチケットカウンターへ行くと先日のおっちゃんが覚えてくれていた。
「今度はドコ行くんだ??お??友達は??」
「今回はソフィアに1人で行ってくるよ!友達はまだギョレメ!」
「そうか、そうか!ソフィアならコイツだ!オーイ‼︎ちょっと来い!」
おっちゃんは、おっちゃんBを呼んだ。
おっちゃんBが現れた。
「コイツに付いて行けば大丈夫!気を付けてな!」
「ありがとう!またね!」
おっちゃんBに付いてバス会社2件回ってもソフィア行きのチケットにたどり着くコトは出来なかった。
結局、朝聞いたメトロ社のバスチケットカウンターに行った。
おっちゃんBは去っていった。
イスタンブール発ソフィア行き(9時間)75リラ(3,450円)で購入。
23:15の出発まで、あと4時間もある。
作業してれば、あっという間だな。
メトロ社のバスチケットカウンターの2階のサロンへ。
トイレはあるが、Wi-Fiは無し。
コンセントも場所により。
一旦、外に出てベンチでビールを飲みながらiPhoneで作業。
…の前に第五部のクライマックスを読む。
ジョジョの中ではテヴェレ川はティベレ河って表記なんだねぇ。
ボスの最後の場所で、俺はいつも唄ってるのかー。
読み終え、日記を書いていると雨が降ってきたので、メトロ社の2階のサロンへ。
1時間半作業を進めて、後はアップロードするだけの状態にして、駅の中にあるカフェへ。
チャイだけ頼んでWi-Fiを使わせてもらった。
外のテラス席で作業していると、雨がまた降ってきた。
雨は見る見るうちに激しさを増し、辺り一面真っ白になってしまった。
雷も鳴っている。
オイオイオイオイ…‼︎
こんなんで出発出来るのか??
もう出発30分前だぞ…
作業をあらかた済ませ、ホステルの予約も済んだ。
雨が弱くなった所を見計らいバス乗り場へ向かった。
心配していた天気だったが、時間通りバスがやってきて乗り込むコトが出来た。
バスの席には1人1台ずつモニターがあり、映画やゲーム、インターネットが出来るようになっていたが、なぜか俺の前にあるモニターだけは、スイッチが壊れてオフに出来ない安物のローターみたいにずっと震えながら固まっていた。
席は横3列で、いつもより快適だったけど、あるハズのWi-Fiも使えず…
やるコトも無いので、早めに寝るコトにした。
無事、イスタンブール脱出。
次の目的地ブルガリア・ソフィアでは人と約束をしている。
テルさんとカオリさんの紹介だから、きっと面白いコトになるぞ。
すでにメッセージからして、飛んでるからな…!
明日の朝にはブルガリアに着いてるだろう。。
高鳴る胸の躍動を抑えて、眠りに就いた。
To Be Continued →
Day203 舞い戻ってイスタンブール〜次の目的地へ〜
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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