Day1494 2017.12.11 東京 池袋
ルルさんの弟のアキトから『今から行っていい??』と突然連絡が入った。
ちょうど一週間くらい前にも来たいってメールが来てたんだけど、あいにくコンサートに行く予定と他の用事が詰まっていたので断ってしまったのだ。
何かあったのかな??と心配になってたんだけど、特に何かあったワケではなくヒマだったから来たかったみたい。
本人から聞いたワケではないから、真意は分かんないけど。
今回もヒマだから来る感じなのかな??
本人に聞いても『ん〜別に、ヒマ。』しか言わないだろうしなぁ。
そんなワケで家の掃除、セッティング、洗濯などが終わるのが16:00になりそうだったから、その後だったらイイよと返事をして待つコトにした。
17:00になる頃にやってきた。
「久しぶり〜。今日はどうした??」
「別に〜。」
「ヒマってか??」
「うん。ヒマ。」
「そうか。まぁ、茶でも飲むか??」
「うん。」
そこからはオレの質問ターンだ。
「最近、何か面白いコトあった??」
「特に無いかな〜。」
「何か1つくらいあるだろ〜??テンション上がったコトとかさ〜。」
「ん〜何だろ??特に無いかな〜。」
「オレなんてポケモンGOに第3世代追加されただけでテンション上がったぞ〜。何か1つくらいあるだろ〜。」
「ん〜特に思い付かないなぁ。」
アキトが来るっていうんで、15才の頃って、オレ自身何を考えてたかな〜と、ふと思った。
オレが15の頃か〜。
高校1年生ね〜。
音楽のコトと女の子のコトしか考えてなかったな〜。笑
音楽やるために東京行くって決めてたんだけど、そのためには大学に行かなきゃいけないって家族と約束して高校行ったんだよな。
だから、勉強もある程度やった。
高校が特進クラスなんてものに入っちゃったから、朝から夜まで授業があったから勉強せざるをえないって状況だったってのもあるけど。
音楽自体も月1でライブやってたし、そのために個人練習してスタジオ入ってバンドと合わせて練習して。
年に1回ある大会では賞を取ったりしてたから、それもやる気につながったな。
音楽やってたから、そこそこモテたし。笑
高校生くらいの時期って、音楽やってるヤツって無条件でモテたりするからね。
そういうのもモチベーションにつながったりして続けたな。
今、思い返せば甘酸っぱい青春の日々よ。
うんうん。
そんなコトを思い出したから、その辺について聞いてみた。
最近の15才ってヤツは、どんなコト考えてるかって気になりません??
そもそも15才と話す機会も無いし接点も無い。
別の次元で生きてる生き物だと考えても何を考えてるかって気になっちゃうのは、オレがただ好奇心旺盛なだけなのかなぁ??
そんなワケで聞いてみるコトにした。
「最近、何に興味あるのよ??」
「ん〜ゲームかな。」
「何やってるの??」
「コンパスかな??あとはモンハンとか。」
「お〜モンハンか。今はネットでやるの??」
「うん。」
「オレがモンハンやってた頃はPSPだったな〜。」
「………。。」
おい、何だその間は!!確かにもう8年くらい前の話だけど!!
「学校って、1日何時間くらい授業あるの??」
「1日2時間かな〜。あとは1日の勉強量が5時間になるように自習してる。」
「まじかよ。2時間だけなんだ。自習ってどうやってるの??」
「参考書買ってやったりしてる。」
「なるほどね〜。ちなみに勉強してる最中にボ〜っと考え事したりしてても、それも勉強時間に入るの??」
「うん。」
「まぁ、そこはいつの時代も変わらんのだな。ボ〜っとしてる時何考えてるの??ゲーム??」
「うん。」
「何か時間を忘れるくらい夢中になれるってコトある??」
「ゲームかな。」
まぁ、確かにゲームやってるとあっという間に時間過ぎるもんだもんな。
「そういや、どっか一人旅とかしたコト無いの??」
「無いかなぁ。」
「一人旅とかイイぞ〜。自分でプラン立てて実際に目的地に向かってみるんだけど、上手くいかないコトとかあるんだけどさ。何とか四苦八苦して解決できると何だかレベルアップしたような気がしてさ。そういうのも面白いぞ。どっか近場でイイから国内で行ってみたいとこ無いの??」
「ん〜…秩父。」
「秩父??埼玉の??」
「そう。」
「何でまた秩父なの??」
「行ってみたいとこある。」
どうやら聖地があるらしい。
「そうか〜。秩父なら近いんじゃん??2時間くらいあれば行けると思うからさ。今度、行ってみなよ!埼玉だったら東京のすぐ隣だけど、一人で遠出するってのも知らない世界に行くみたいな感じで面白いぞ〜。」
「今度、行ってみようかな。」
「週末とかに行ってみればイイじゃん!」
オレも高校生くらいの頃にはバンドのライブ見に遠くまで遠征してたもんな〜。
1人で出かけると緊張するし、困るコトもたくさんあったけど、誰かしらが助けてくれるし、今だったらスマホで何でも調べられるから大丈夫でしょ!
自分の住んでる地域の中だけで物事を完結させるのと、面倒だけど知らない土地まで足を伸ばすのじゃ、価値観が変わってくるもんだしな。
「そろそろ行こうかなぁ。」
「もう行くのか??じゃあ、駅前に買い物行く用事だから一緒に行くかな。」
着替えて、駅まで一緒に行くコトにした。
「今日はどうする??猫探してくか??」
「うん。」
駅前の猫がたくさんたむろってる場所へ。
今日は残念ながら2匹くらいしかいなかった。
何だかパッとしないな〜。
そうだ、1杯飲みに行くかな〜。
「おい、アキト。1杯飲みに行くから付き合えよ。」
「え〜行くの??」
「アキトの好きなカフェってワケじゃないけど、バーみたいなとこ行くか。もちろんアキトはノンアルコールな。」
「そりゃそうだけど。」
「じゃ、行くか。」
ちょうどハッピーアワーの時間だったし、おしゃれなカフェが好きだというアキトをHUBに連れて行くコトにした。
ま、社会科見学っちゅーコトで。
「アキトはまじノンアルコールな〜。バレたらオレが捕まっちゃうから。あっはっは。」
「わかってるよ〜。じゃあ、ブラッドオレンジジュースで。」
「はいよ〜。」
ちょっとお酒が入ってきたコトもあって、少し突っ込んで話を聞いてみた。
「もう少ししたら高校1年生も終わりだろ〜??進路とか何か周りから言われないの??」
「ん〜。」
「アキトはどうするつもりなの??」
「大学行こうとは思ってる。」
「やりたいコトは決まってるの??」
「特に。。」
「まぁ、アレか。猶予期間ってヤツか。オレが教えたようなもんだもんな。学部とかは??」
「特に。」
「そんなんだと、プータローなっちまうぞ。それでもイイのか??まぁ、オレはプータローなワケだけど。行きたい学部くらいあるだろ。それによって大学もどこにするか変わってくるし。」
「ん〜医学部か心理学部かなぁ。」
「医学部っつったら、相当勉強しないと入れないぞ。それこそ高校1年の頃から朝から晩まで勉強して何とか入れるか入れないかって感じだぞ。心理学部だってピンキリだしなぁ。どの辺の大学に行くかって目標を設定しないと、どんくらい勉強していいかも分かんなくなるぞ。」
「うん。」
「そろそろ、その辺のコトも考えといた方がイイとオレは思うぞ。準備はいつだって早めにやっておくコトに越したコトはないからな。」
「うん。」
そんなところにルルさんからメールが来た。
「お、姉ちゃんからメールが来たぞ。弟は預かったってメールしてみるか。写真付きで。」
『弟は預かった』
するとすぐに返事が来た。
『はぁん??』
そこから電話をかけてみるが返事は無い。
『弟はいいのか??』
返事は無い。
「お前、見捨てられてるぞ。」笑
ようやく電話がつながった。
『これからネイル行くから遅くなるって言っといて。』
「見捨てられたな。笑 メシでも食いに行くか。」
「うん。」
前から気になっていたお店で、2,000円で食べ飲み放題の九右衛門というお店に行ってみようかと思ったんだけど、このお店は3人からしか受け付けてないみたいなので断念。
もう一軒、別の店でおすすめ屋というところが2,000円で食べ飲み放題をやっているとのコトだったので、そっちに行ってみるコトにした。
そんなに美味しいって感じじゃないだろうけど、ビール飲んでつまんだらあっという間に2,000円いくし、食べ盛りの高校生ならアレやコレやと色々食べてみたくなるだろう。
オレの懐の状況もあるしな。。
そんなワケで、おすすめ屋に到着したんだけど、店内に入った瞬間に店員さんから一言。
「予約してますか??してないなら無理です。」
いきなり先制パンチ。
「この後の時間も無理ってコトですか??」
「無理です。」
「それじゃ…」
もう完全に無視決め込みやがった。
何にもこっち見ない。
コレでブスだったら、悪態つきまくって帰ってやるのに。
少しカワイイのがムカつく!!笑
じゃあ、どうすっかな〜。
「そうだ、たこ焼き好きか??」
「嫌いじゃないけど。。」
「銀だこの食べ放題の店が池袋にだけあるんだよ。そこ行ってみようかなと思ったんだけど、そんなに好きじゃないなら別のとこにするけど。」
「たこ焼きで大丈夫。」
その言い方なら嫌いじゃないってコトか。
「じゃあ、銀だこ行ってみるか!そこも前から気になってたんだけど、なかなか行く機会なくてさ!」
というワケで西口の銀だこへ!!
注文!!
実食!!
そこからは、ひたすら無言で食べて食べて食べまくった。
2人で計60個のたこ焼きを完食。
まじで苦しい。
腹パンパン。
アキトなんてオレの半分くらいしか厚み無いハズなんだけど大丈夫なのかな??
帰りに電車で吐かなきゃイイけど。
もう時間もイイ感じになってきたので、今日はこの辺で解散。
「じゃあ、気をつけて帰れよ〜。」
「うん。」
いつもオレばっか話してるけど、それでイイのかな〜??
オレとしては、もっと実の無い話でもイイからバンバンしゃべってくれると嬉しいんだよな。
もっとコミュニケーションを取りたいというか。
オレもまだ今は気を使ってるところはあるけど、これからお互いに気を使わないでも一緒にいられる存在になれれば嬉しいな。
まぁ、他人の考えてるコトって分かんないもんだし、オレが変に気を使って向こうが居づらくなったら去っていくもんだし、オレはオレのペースで居ればイイのかな。
アキトに限らず、ふらっと遊びに来たいって人が居ればいつでも相手しますんで、お気軽にどうぞ〜!!
To Be Continued →
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