Day1021 2016.8.25 バルセロナ2日目
ヨーロッパに来てから2度目の空港泊だったんだけど…
4:30には警備員が来て、横になって寝ている人を容赦なく全員叩き起こした。。
くぅー…寝たのが2:30だったから、全然寝れなかった。
座りながら寝ようとするもウトウトするくらいで、あんまり寝るコトが出来なかった。
5:30くらいに身体を起こして、移動出来る準備を始めた。
宿に向かうか。
でも、今から行っても早すぎるんだよな。。
無駄に身支度を整えてから向かった。
電車を3本乗り継いで宿に到着したのは8:00。
当然チェックインは出来ないので、共有スペースでブログの更新をしたり、仮眠をして過ごした。
14:00になり、チェックインをして部屋に案内してもらい、少しゆっくりして街歩きに向かった。
今回の目的地はサグラダファミリア。
宿から10分ほどの所にあるので、今日はサグラダファミリア見れれば満足かな。
サグラダファミリアは2年4ヶ月前に1度訪れている。
工事が進んで、その時から変わってるかな??
テクテク歩いて向かうと、あの大きな姿が目に入ってきた。
サグラダファミリアだ。。
近寄って真下から眺めた。
公園を挟んで。
周りには、たくさんの観光客。
そして、木陰のベンチで休んでいる人たち。
気温は30℃。
リガに居た時は21℃くらいで、晴れた日に1度27℃になったくらいだ。
気温差が激しくて汗が噴き出てくる。
木陰に入ると幾分か体感温度はマシになった。
そりゃ、みんな木陰のベンチで休むよな。
サグラダファミリアをぐるりと一周して、眺めたけど…
前に来た時から変わってるかな…(^_^;)
正面左の建物が無かった気がする。
人間の記憶なんて、曖昧なものなんだな。
そのまま、サグラダファミリア通りに入り進んでいくとPaisaの文字が目に入った。
パイサはコロンビアのメデジン周辺の地域を指す言葉。
メデジンに最初に着いたのは、もう1年前なんだな〜!!
何だか懐かしくなった。
その隣にDiaというスーパーがあったので、物価がどんなもんかチェックしがてら、入ってみた。
スーパーの中は冷房が効いていて涼しかった。
火照った身体が落ち着いたんだけど…
あれ…何だコレ。。
おかしいなぁ!!
日陰のベンチで座りって、サグラダファミリアを見ながら飲むビールは格別だった。
それにしても、スペインのビールは安い!
コレで0.62€(約71円)。
文句なし。
こんだけ安けりゃ、みんな昼間から飲むよな。
飲み泡って歩き始めたんだけど、辺りの店が閉まっていて、あるコトを思い出した。
シエスタだ。
そりゃ、こんな暑い中働きたいとは思わないもんね。
ケータイのキャリアショップも再開店の時間を過ぎてないというのに店内には誰もいない。
サグラダファミリアの重機も一切動いてない。
きっとコレが原因で工事が延び延びしてるんだろう。
予定では10年後の2026年に完成するらしいんだけど、果たして完成するのだろうか…
宿に戻って、飲みながら溜まっているブログを書いたりして過ごした。
まな板に乗ってるだけなのに、オシャレに見えちゃう♪ウフフ
そんなコトを1人で思っていると、1人の女の人が話しかけてきた。
「ちょっと壁動かすから、どいてもらってもいい??」
何言ってるんだ、この人。
ココは欧米人のパーティー宿だから、ちょっとイッちゃってる人なのかな…なんて思いながら、画面に視線を戻すと周りの人たちが静かに移動し始めた。
自分だけ残ってしまったので、仕方なしに移動すると。
壁動かすからの意味を理解した。
ちょ、何コレ‼︎
まじで壁動いてる‼︎
本当に壁が動いた。
「何言ってるかいみわからなかったけど、こういうコトだったのね!」
「そうなの。ココに机を移動したら、スペースがもっと出来るからね!」
スケボーのランプもあるし、でっかい鍋でメシ作るし、面白い宿だなぁ。
しばらくして、23:00頃になると欧米人のパリピたちのテンションもマックスになってきた。
目の前に座っていたフランス人が「これからパブクロウルがあるけど、行かないのか?」と聞いてきた。
パブクロウルというのは、宿のスタッフが引率になって、近くのバーを巡るというもの。
パーティー大好きの欧米人たちが好きなヤツだ。
「んー、興味はあるけど、前行った時散々だったからなぁ。行くの??」
「そうぁなぁ…パブクロウルは好きだけど、今日は人が多過ぎて、ちょっとなぁ。。考えているとこだよ。」
「そっか、もしキミが行くならオレも行こうかなぁ。」
「じゃあ、行ってみようか。」
という流れでロンドン以来のパブクロウルへ。
パブクロウルの引率がさっき壁を動かしてたお姉さんというコトもあったから付いて行ってまるコトにした。
電車に乗ってやってきたのは、エスパーニャ広場。
ココも前に来たなあ。
「そうだ、キミのコト何て呼んだらイイ??」とフランス人に尋ねた。
すると面白い答えが返ってきた。
「俺は君のコトをスシって呼ぶよ。日本と言えばスシだからね。逆にフランスと言えば??」
「ん〜…パン!フランスと言えばフランスパンだからね!」
「パンかぁ…ちなみにフランス語の発音はペェァンだよ。パンとペンの中間みたいな。」
「ペェァンね!ハハハ」
広場の近くにあったバーに入ったんだけど、もう物凄い喧騒。
みんな、騒ぎまくりというか大声出しゃいいみたいな感じ。
それにマッチョが絡んできて、超絶めんどくさい。
人の帽子投げんなや。
1ミリも楽しくねぇ…
外に出るとペェァンが同じく浮かない顔をしていた。
イスラエル人とチリ人とイタリア人と色々話せて面白かったけど、今日は帰ろうかな。
マッチョがナンパに失敗しまくってるの見てるのは面白いけど。
ピエロみたい。
ペェァンと話して、今日は引き上げるコトに。
地下鉄に乗ろうとしたら、既に閉まっていて歩いて宿に向かうコトにした。
宿まで1時間。。
しんどいな〜とか思っているとナイトバスが走ってるのが見えた。
「ペェァン、アレ乗ろう!多分近くまで行くハズ‼︎」
バスに飛び乗って宿に向かった。
金髪のキレイなお姉さんにドコまでバスが向かうのか聞いてみると親切に教えてくれた。
どうやら近くまで行くらしい。
ウトウトしていると、お姉さんに肩を叩かれた。
新しい恋の始まりか…??
それとも、一晩だけの恋人を探してるの…なんて言われたらどうしよう‼︎
オレのサグラダファミリアがお姉さんと合体してついに完成‼︎ガウディ感激‼︎
「行き先が変わったらしいわ。この次で私と降りましょう。」
そう言われて、次のバス停で満員の中ペェァンを捕まえて一緒に降りた。
「じゃあ、気をつけてね!」
そう言って、颯爽と去っていった。
あ…サグラダファミリアの完成には、あと10年必要なようです。
宿までは20分ほど。
ペェァンと日本の話、フランスの話をしながら宿へ向かった。
やっぱり、日本の休みの少なさには驚いたみたいで、何回も質問してきた。
フランスでは5週間のバケーションが当たり前なんだって。
それなのにGDPは、あののんびり屋のイタリアと変わらないなんて、日本人働き過ぎだよな。
ペェァンとの話は面白く、話題は尽きなかった。
明日、妹が来て宿を変えてしまうそうなので、facebookを交換してフランスに遊びに行く時は連絡してくれと言って部屋に向かっていった。
ペェァンと出会えてよかった。
久々にこうやって国籍の違う友達が出来た。
だから、旅はやめられないね。
To Be Continued →
Day1021 壁が動く変な宿と久々に国籍を越えた友達との出会い
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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