Day871 本気のブチ切れ!!10日以上におよぶケータイ屋との不毛なやり取り。。

Day871 2016.3.28 メキシコシティ35日目

先日もココで書いた通り、iPhoneスラれて…その時の話はコチラ→Day840-2 【祝福しろ】メキシコシティでiPhoneスられたぞ!!

その後、iPhoneを買ったんですよ。

メキシコシティの秋葉原と呼ばれているラテンアメリカタワーで。

あ、今日はケータイ屋へのグチしかないので、興味の無い方はスルーしてくださいね。

そうそう、ラテンアメリカタワーの前にはケータイショップばかりが入っている建物が３棟あって、その中で手頃なSIMフリーのiPhoneは無いかなと探していたんですよ。

で、友達が前にiPadを買った所に行ってみたんですよ。

何せ、そのiPadは盗品で、ロックかかってて、“ワタシのiPad返してください〜”ってメッセージも出るから。

とりあえず、返品してお金返してもらおうと思って。

「このiPad使えなかったんですけど。返してってメッセージ出てくるし、ただの石板ですよ。返品しますから、お金返してください。」

「返金は出来ないわ。」

「いや、お金返してくださいよ。」

「それは出来ないの。他のものと交換なら良いけど。」

「じゃあ、他のiPadと交換で。」

「今はiPadが無いの。ソニーのスマホは？？」

「興味無いです。そうだ、iPhoneは？？」

「iPhoneなら５と６があるわ。そこからiPadの差額を引くから、どう？？」

そうだなー…でも、他の店より高いしな。。

でも、iPadのお金返ってこないなら、ココでiPhone買わないとiPadの分もったいないよな…

「じゃあ、iPhone６で。」

「2,500ペソでiPad買ったと思うけど、今為替が下がってるから、2,000ペソ引いて…」

「ちょいちょい、為替下がったとか、こっちには関係無い話だけど。」

「でも、為替下がってるから。」

「そんなん知ったこっちゃない。出したもんは出したんだから、その分引けや。」

そんな、不毛なやり取りが20分以上続いた。

「わかったわ。じゃあ6,000ペソで。」

「ちゃんとSIMフリーなんでしょ？？」

「大丈夫よ。」

「他の国でも使えるよね？？」

「アメリカでもどこでも使えるわ。」

「ホントに？？」

「本当。」

こんな流れでiPhoneをゲットしたのが、約１ヶ月前。

もう１ヶ月も経つのか…

メキシコシティという荒波に揉まれまくって、SIMカードを買うタイミングを逃しまくってたんだけど、ようやくゲット。

Telcelという会社のSIMカードをoxxo(コンビニ)で買って、iPhoneに入れたら、こんなメッセージが。。

“SIMが無効です”

まじかよ…

何度試しても同じメッセージが出てくる。

仕方ないので、iPhoneを買ったケータイ屋に持っていった。

「これ、SIM使えないんですけど。」

「使えるハズよ。」

「TelcelのSIM入れても無効ってなるんですけど。」

「あぁ、それIusacellって会社じゃないとダメだから。」

「は？？SIMフリーかって聞いたよね？？」

「さぁ。」

「３回聞いたんだけど。」

「とにかくIusacellでしか使えないから。」

「SIMフリーだって、言うから買ったんだけど。」

言った言わないの不毛なやり取りが30分…

「じゃあ、SIMフリーにすればいいのね!!明日やってあげるから、明日来なさい！」

「出来るなら最初っから言えや！」

この日は何もせず、帰宅。

翌日11:00のオープンに合わせて再来店。

「昨日の話だけど…」

「あぁ、シリアル番号を今控えたから、明日の夕方には出来るよ。」

「iPhoneは置いてかなくてイイの？？」

「番号だけあれば大丈夫。」

「なら、昨日やれや！」

翌日、夕方になってもSIMが有効になる気配はなかったので、再び店へ。

「全然、変わらないんですけど。」

「あぁ、コンピューターのシステムが止まってるらしくて、ワタシたちも待ってるのよ。明日になればフリーになるわ。」

「毎日、往復１時間かけて来るのイヤなんで、終わったら連絡してもらってもイイ？？」

「OK。」

一緒に付いてきてもらったドロレスと店の人の連絡先を交換して、帰宅。

翌日、連絡をしてみるも無視。

翌々日、また無視。

その間、iPhoneに変化なし。

翌々々日、再び店へ。

「何で連絡返してくれないの？？」

「え、何も来てないけど。」

こ、コノヤロー…

「どんだけ、待たせればイイんだ!!こっちだって予定があって、これからオアハカとかグアナファトに行くのに、こんなコトで足止めくらってたら、いつまで経っても行けないじゃないか!!宿代だって、毎日嵩んでいくんだぞ!!いつになったら、仕事するんだ!!」

少しプレッシャーをかけてみた。

「わかったよ。ちょっと待っててくれ。」

そう言って、ボスらしき人のところへ行った。

「わかった。SIMフリーにするのに1,000ペソかかるけど、500ペソはウチが持つから500ペソ払ってくれ。」

「何で、今更金の話するんだよ！今まで、そんな話しなかったじゃないか！」

「まぁまぁ、払わないとSIMフリーに出来ないんだよ。」

くそ…舐めやがって。。

「とにかく金は払わん！仕事が終わるまで、絶対払わんからな!!保証書の裏にサイン入りで書いとけ！」

「ははは、そんなムキになるなよ。ほら、俺のIDも見せてやっから。」

そう言って、IDを出したので、カメラでIDを写真に収めた。

「セルフィーか？？ウェーイ!!」

周りに居るヤツらもおちょくってくる。

殺すぞ…

マジでムカつく!!!!!

何で、コイツら自分たちの仕事が遅いくせに、悪びれるそぶりも無いし、むしろおちょくって火に油を注ぐんだ。

ラテン系だから、なんて言葉で片付けられたら他のラテン系の国に申し訳ないぞ!!

南米回ってきたけど、ココまでヒドい国は無い!!

結局、iPhoneも預けるコトになり、その分も保証書の裏に書いてもらうコトにした。

ボスみたいなヤツは、このサインが何の役に立つのホイっみたいな感じで、落書きみたいなサインを書いてよこした。

あぁ、すべてが…一挙手一投足がムカつく。

それから、３日経っても結局、何も変わるコトは無かった。

ようやく従業員から連絡があったとドロレスから連絡があった。

17:00に店に来てくれ。とのコトだった。

時間通り、店に行くと「20分待ってくれ。」と言われた。

本当に人を待たせるのが得意なヤツらだ。

結局、話の本題に入ったのは19:00。

本当にクソだ。

「詰まるところ、今日は出来ない。明日のこの時間にまた来てくれ。」

「だったら、そう連絡しろや!!大概にせぇよ!!」

「とにかく明日のこの時間だ。いいな？？」

「いいなじゃねーよ!!」

もうブチ切れ寸前。

仕方なしに翌日再来店。

「明日のこの時間には出来るハズだ。」

「おめーら、毎日毎日、明日明日明日明日明日って、バカなのか!?バカなのか!?バカだな!!もうiPhone返せや!!」

「明日のこの時間になれば、更新されるハズだから、持って返ってもイイけど、持って帰るなら500ペソだ。」

「てめーらの仕事が終わってねーのに、何で金払うんだ、バカヤロウ!!」

「明日来るか分かんないだろ。」

「あにょはせよ〜ん。にーはお、ちんちょんちゃーん」

「うるせーぞ、殺すぞ。豚野郎!!」

「お、こいつスペイン語しゃべったぞ〜うひひぃ」

「失せろ、クソ野郎!!」

「とにかく、払わないと渡せない。」

「うるせーぞ、金なら持ってけ!!」

腹立ち過ぎて、もう金とかどうでも良くなって500ペソ払った。

本当にメキシコという国が嫌いになりそうだ。

この国は無駄な金が掛かりまくる。

もう喜捨だ、喜捨。

くれてやらぁ!!畜生。

とにかく、このままだとiPhoneも取られて手元に戻ってこない可能性もある。

このままじゃ、いつまで経ってもメキシコから出られない。

というか、既にアメリカ行きのチケットを買っていて、タイムリミットはもうすぐそこまで迫ってきている。

このままじゃ、ホントにマズい。。

結局、翌日になってもiPhoneが変わるコトはなく、その翌日になっても…

結果から言おう。。

もうリアルタイムでは、アメリカに居るんだけど、未だ何もiPhoneには変化が起きない。

ヤツらはクソだ。

ドロレスも言ってたけど、メキシコ人は信用するな。

ホント、その通りかもしれないな。

１ヶ月過ごして思ったけど、オレが思い描いてたメキシコとは本当に真逆のところにあるみたいだ。

思い描いていた理想が高過ぎたのか？？

今回の件だけに限らず、ガッカリする場面が多かった。。

それにしてもなぁ…

このあと１週間でオレは本当にメキシコにうんざりするのであった。。

10日以上におよぶ、ケータイ屋との不毛なやり取り。

グチって申し訳ない!!

けど、コレがリアルな話。。

今回はそんなお話でした。

To Be Continued →

後日連絡が入って、実はこのiPhone、２月６日に盗まれたものだというコトが発覚。。

そして、SIMカードを入れても使えないという。。

もう、ホントだめだ…こりゃ。。