Day651 2015.8.21 メデジン13日目
道中、旅人と出会うと必ずこんな会話になります。
「今まで行った国でドコが良かった??」
もはや、旅人の間では初対面での挨拶と同様の定型文になっています。
そして、ドコドコの国と答えをもらった後は続けてこう聞きます。
「何で??」
そうすると大体の人は3パターンの内のどれかを返してきます。
1つ目は、その国、街の有名な観光地の名前。
2つ目は、ご当地の食べ物。
そして、3つ目は本日の本題となる答え。
“人”。
「親切な人、優しい人が多かった。」と答えるのです。
多くの旅人は、行った国の印象を人で決めるコトが多いようです。
その答えを聞くといつも「そうなんだ〜。」と返答するのですが、正直言いますよ。
流しています。
いや、実のコトを言うと消化不良感を覚えます。
「優しい人が多かった。」とは、どういうこっちゃと。
旅人の人たちが親切に、優しくされる時って、どういう場面が多いのでしょうか??
・道を聞いたら、答えてくれた。
・困っていたら、声をかけてくれた。
・食べ物をくれた。
ぱっと思いつくのは、こんな所でしょうか??
正直言って、それだけでその街の良し悪しを判断するって如何なものなのでしょうか…
「優しい人が多かった。」と答える人には、あえて「どんなところが??」とツッコんだ質問はしないので、あくまで想像ですが。
それにですよ、最近南米に居る期間が長いから、心配性になってるのかもしれませんが、上記の対応に対して疑念を抱いてしまうのです。
・道を聞いたら、答えてくれた。(その情報があっているかどうか分からないのに…)
・困っていたら、声をかけてくれた。(だまそうとしているのかも…)
・食べ物をくれた。(睡眠薬とか入ってないの??大丈夫??)
どうですか、ひねくれてますか??
ひねくれてますね。
それでですよ、今居る「メデジンって何がイイ??」って聞くと大体の人がこう答えるんですよ。
「グッドピーポー…グッドネイチャー……グッド…………ウェザー!!」
ほう、グッドピーポーというコトは、やはりメデジンも人がイイってコトを言いたいのか。
ふ〜ん、どういうトコなんでしょうね??
どうせ、大したコトないでしょうよ。
海外に出て寂しくなって、そう感じてるんじゃないの??
まじだ。
まじで優しいわ…メデジン……
全っ然、誰も買ってくれないパウンドケーキ売りのおっさんが寄って来て、クッキー渡してくるからお金せびられる…と思ったら笑顔で「プレゼント!!」って言ってくれるし…
唄ってる最中にオバちゃんが後ろから、背中小突いてくるから、ヤベッ怒られる!と思ったら、スムージー持ってきてくれて「頑張んなさいよ!」って笑顔で言ってくれるし…
お菓子売りのオバちゃんが、近付いてきたと思ったら、売り物のお菓子入れてくれて親指立ててくし…
売店のおっちゃんは、「小銭出来たら、両替してやるから持ってこい!!ちなみにソコはメトロの職員に注意されるから2m横にズレとけ!そうすれば問題無い!!」って言ってくれるし…
この優しさの塊は何なのでしょうか…??
オレ、召されるのかな……
メデジン、まじで優しい人が多いです!
みんなが言うコトは間違ってないと身を持って実感しました!!
ホルヘ兄さんもスゴく良くしてくれるし、電車やバスの中では席を譲る光景が当たり前だし、メデジンはホントに人がイイです!
優しくされると心が満たされて、自分も誰かに優しくしようと思うから、イイですよね。
正の循環。
優しさは優しさを生む。
この光の数だけ優しさに溢れれば、もっともっとハッピーになれるんだろうな。
みなさんの優しくしてもらったエピソードがあればコメントにて教えてください。
To Be Continued →
あがり…47,000ペソ(約1,812円)
電車…4,000ペソ(約154円)
バス…3,600ペソ(約138円)
ビール…3,000ペソ(約115円)
共用費…11,000ペソ(約424円)
雑費…4,200ペソ(約161円)
合計…25,800ペソ(約994円)
Day651 旅人がよく言う「人が良い。」という回答が意味不明。
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
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