Day1712 2018.7.17 ハルツーム6日目
朝4:15起床。
急いで支度をしてエチオピア大使館へ向かった。
こんな早い時間だというのに乗り合いバスは元気に走っている。
眠すぎる。。
眠い目をこすり、乗り過ごさないようにグーグルマップを見ながら窓の外を眺めた。
何とか5:00に大使館到着。
もう既に多くの人が集まってきており、門が開くのを待っていた。
本当につくづく、このシステムについて思うコトが多い。
無駄が多すぎる。
大変過ぎる。
そもそも何で1日180人限定なんだ…
あ、コレはこの前質問して回答を頂いたんだった。
「え、だって大勢の人間がエチオピアに押し寄せたら困るだろ??」って、当然の顔して言われたんだった。
大丈夫、国が崩壊するほど押し寄せないと思うから。。
まだ空は真っ暗。
まだかまだかと待ちわびて、ようやく門が開いた。
あぁ…気になるのは昨日書いた順番待ちの紙が残っているのかどうか…
頼むから、効力を発揮してくれ!!
我先にと一気に押し寄せる群衆に混じって建物の方へ。
昨日とは若干違う雰囲気の中、建物から職員が出てきた。
現地の言葉なので何を言っているか分からないけど、人々が列を作り始めた。
そして、職員の手にはあの紙が…!!
アルファベットで名前は書いてあるけれど、職員は「チャイナ、チャイナ!!」と呼んでくる。
他にアジア系の人はいないから、きっとオレたちのコトだろう。
紙を覗いてみるとオレたちの名前を指差していた。
よかったぁぁぁぁ!!!!!
コレでビザゲット確定!!
建物の壁に沿って出来上がった列に並んで、ひたすら順番を待った。
まだ業務が始まるのは先のようで、ひたすら待つ。
2時間ほど待った所で、ようやく建物の扉が開いた。
大使館そのものだと思っていた建物はただの荷物検査の場所で、中に入ると携帯を預けるように指示された。
危険物を持っていないか軽く身体検査を受けて反対側のドアから出ると、その先には広大な敷地と大きな建物があった。
どうやら、ココで手続きをするらしい。
建物に入ってからも順番待ち。
ひたすら待つ。
ようやく順番が来て、もう何日も前から持っているくしゃくしゃの申請書と証明写真、パスポートとコピーを提出した。
ビザの代金40ドルを支払ったら、出来上がりを待つ。
やっとのコトで完成!!
エチオピアビザ、ゲットでございます〜!!
馬もオレもキモいな。。笑
足止め期間も入れたら、5日間もかかってしまった…
長かった。。
ちなみに今日は5:00に来て、受け取ったのが11:00なので6時間。
1時間で取れるというのは誤報ですよ〜。。(おそらく制度が変わったのではないかと。。)
覚悟して行きましょう。
したらば、宿に戻って一旦休憩…!!
もうホントに疲れた!!
この数日!!
案の定、疲れのせいかタローくんも体調を崩してしまったようで咳が止まらないみたい。
エアコンと砂埃のせいかな。。
ヒドくならないとイイけど。
さて、無事にビザをゲットしたというコトで次の目標は脱スーダン!!
スーダンを出発して、次の国エチオピアへ!!
今夜のバスでエチオピアを目指そう。
これ以上スーダンにいる理由も無いしね…!!
したらば宿に戻ってゴハンへ!!
安定の食堂。
もう説明不要!!
今夜の移動に備えてショッピングモールに入っているスーパーへ!!
するとアスワンのスーダン大使館で出会った人たちと再会!!
みんなエジプトとの国境沿いの街ワディ・ハルファに寄って来たんだけど、追いつかれちゃったみたい!!
こんな所で会うなんて奇跡だ!!みたいなコト言ってたけど、結局行く所は限られてるから被っちゃうんだろうね〜!!
ベラベラと道中の話をみんなであ〜だこ〜だ言えたのは楽しかったな!!
みんなは晩ゴハンへ、オレたちはスーパーへ行くというコトで解散。
またドコかできっと会うだろうな〜!!
さて、スーパーにやって来ましたはイイけれど、肝心の移動用の食料がなかなか見つからない。
物価の安いハルツームだけど、ポテチなんかは異常に高い。
パンも手頃なのが売ってないし、コレは困った。。
コレは変にココで買っていくよりも途中の休憩所で普通にゴハン頼んだ方が安くつくかもな。。
ホントの非常食として、少しだけ買って終了。
さて、宿に戻りますか。
宿に戻る所で闇両替の人たちがまた話しかけてきた。
軽く闇両替について書いておくと、こんな感じ。
現在、スーダンは自国の通貨が暴落していて、国民がスーダンポンドを信用しておらず、アメリカドルや隣国のエジプトポンドを信用しており、アメリカドルもしくはエジプトポンドを持っていると良いレートでスーダンポンドに両替してくれるのだ。
しかも、スーダンポンドをエチオピアに持っていくと、それをまた良いレートで両替してくれるという情報もゲットしている。
コレは替えるしか無いと踏んで、多めにアメリカドルとエジプトポンドを持ってきている。
もし、コレが成功すれば、両替するだけでお金がジャブジャブ増える錬金術に成功するというコトに…!!
具体的な数字で言えば、国境でのレートは100エジプトポンド=100スーダンポンドの所、100エジプトポンドが230スーダンポンドと2.3倍になった。
つまり600円が1,380円。
コレがエチオピアでさらに増えるという話らしい。
そうすると、エチオピアで行きたいと思っているダナキルツアーや民族巡りが実質タダで行けるコトになる!!
上手いコト行くかな〜と心配になるけれど、ココはギャンブラー。。
賭けに出るしか無いよね…
国境での情報を参考に色んな人と交渉をする。
最終的に100USドル=4,150スーダンポンド(正規レートだあと100USドル=1,800スーダンポンド)で両替してくれる人がいたので、400USドル両替するコトにした。
やはり、闇両替は違法なのか、それとも大金を持っているのを見られたくないのかは分からないけど、商店の中で両替するコトになった。
何だか悪いコトをしているような気分になってきて、少しドキドキしながら両替商に400USドルを手渡した瞬間…
ドォォォォォォン…
いきなり真っ暗になった。
何があった…!?
やられた…!?
咄嗟にそう思った。
急いでiPhoneのライトを付けると、みんな同じ体勢でその場に居た。
どうやら、街全体が停電したらしい。
ハルツームではよくあるコトみたい。
真っ暗な商店の中で何事も無かったように闇両替は続けられる。
本当の闇両替になっちゃったな。
いきなり暗くなるもんだから、何か仕込まれたかと思ってしまった。
無事に大量のお札をゲット。
何かあってはいけないと急いで部屋に戻った。
この札束の山はベネズエラでの闇両替を思い出すなぁ。
あの時はバックパックいっぱいの札束だったな〜。
ふふふ…金じゃ…金じゃああああああ!!!!!!!!!!!!!
人間、やっぱお金があると元気になる生き物で、この札束を目の前に2人でテンションが上がった。
では、ハルツーム最後の食事というコトで、例の場所へ。
ホント安定してるわ〜!!
この6日間で10回くらい来てるんじゃないかな。
店員さんも気さくで、程よい距離感でたまらん。
今日は贅沢に3品。
真ん中のはスーダンでよく食べられているフールという豆料理。
みんなコレばっかり食べてる。
安いしお腹いっぱいになるし、たぶん栄養たっぷりなんだろう。
他の所で食べたフールは微妙だったけど、ココのはチーズもたっぷりかかってて美味かったな〜!!
こんなに何食べても美味しい所って、なかなか無いよ…!!
いや〜お世話になりました!!
さて、宿に戻ったら次の国エチオピアに向けて出発しますか…!!
To Be Continued →
エチオピアビザ取得がとにかく大変だ!!っていうお話を映像にしました!!笑
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乗り合いバン×2…10ポンド
エチオピアビザ…40ドル
昼ゴハン…20ポンド
水…11ポンド
水…10ポンド
サモサ…24ポンド
お菓子…7ポンド
晩ゴハン…50ポンド
合計…132ポンド+40ドル(約4,796円)
エチオピア大使館: Ethiopian Embassy
住所: Near Farouq Cemetery, Plot No. 04, Block 384BC, Khartoum, Sudan, Al Khurtum, スーダン
電話: +249 91 286 4292
開館時間: 日〜木曜8:30〜15:30、金土曜閉館
ショッピングモール: Al Waha Hyper Mart
住所: Abdul Moneim Mohammed Street، Al Khurtum, スーダン
電話: +249 18 377 2880
営業時間: 10:00〜21:30
今回泊まった宿: Rosan Park Hotel
住所: Sayed Abdul Rahman Ave, Al Khurtum, スーダン
電話: +249 15 588 8855
営業時間: チェックインから24時間後にチェックアウト
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