Day834-2 大満足のXcaret!!〜後半戦〜

Day834 2016.2.20 カンクン３日目

前回の続き…

そう、世界一周と書いてあるバナーは押しましたか？？

まだ押してない？？

ならば、恐れずに押すのです。

押しなさい、そうすれば開かれる。

新しい世界(ページ)が…

肩が外れるのを覚悟でやっけんという神輿を担ぐのです!!

モモさん使わせて頂きました。笑

日が暮れて、人々の流れに付いていくとたどり着いたのは、劇場。

これから、シカレ・ナイトと呼ばれるイベントがあるのだ。

２部構成になっていて、１部はメキシコの歴史をテーマにしたもの。

２部はメキシコの各地方の伝統的な舞踊を扱ったものになってるみたい。

さぁ、どんな感じなのかな〜。

会場の席に着くとロウソクが配られた。

開演を待てない人たちがロウソクに火を付けて、盛り上がっている。

会場内はロウソクの灯りに照らされてイイ雰囲気。

すると、どこからともなくホラ貝のような音色が響き渡った。

すぐ近くで演奏が始まった。

ホラ貝の音が静まるとステージを挟んだ向かい側で民族的な楽器を用いて音を奏で始めた。

その音色はとてもエキゾチックで、これから始まるショーへの期待感を高めた。

音楽が一段落すると、ステージを囲むように透明の板とリングの付いた棒せり出してきた。

そして、始まったのフエゴ・デ・ペロタという名の古代版のサッカー。

どうやら、腰だけを使って玉を飛ばし、リングに通すというルールらしい。

玉がリングに向かう度に客席から興奮の声が上がった。

ほどなくして勝敗が決まり、儀式が始まった。

というのも、この試合で勝った者は生け贄に捧げられるというルールがあるから。

ゴールを決めて、勝利を収めて殺されるなんて…

しかし、それが勝者にとっての最高の栄誉だったというコトだ。

暗転するとドコかから火の玉が飛んできた。

次は火の玉転がしらしい。

火のついた玉をホッケーで使うような棒で転がし、相手の陣地にあるゴールに入れるというルール。

飛び交う火の玉を巧妙にスティックで操り、ゴールへ向かう。

そのサマは勇ましかった。

客席からは歓声が上がる。

試合が終わると、お芝居が始まった。

ココからがメキシコの歴史をテーマにしたお芝居らしい。

アステカ時代の様子からスペインによる征服、そしてキリスト教、マリア信仰へと繋がるストーリー。

スペイン人が侵略してきて、アステカの信仰する宗教施設を破壊し、そこに十字架を打ち付ける様子は何だか考えさせられるものがあった。

しかし、最後にはステージにマリアが写し出されて、ハッピーな様子で終わる。

それに対して、見ている人たちが大きな拍手を起こしていたコトにも疑問を持ってしまった。

変わるコト、変わったコトを受け入れて、過去よりも今を見ているからなのだろうか。。

考えるコトの多いお芝居だった。

１部が終わって、休憩時間を挟んで、２部がスタート。

２部はメキシコ各地の民族舞踊がテーマになっている。

最初に始まったのはオアハカ。

オアハカは多様な民族が居る土地で、その分色んなダンスがあるそう。

最後の写真、実は踊っている人と影の形が違うのに気付いたかな？？

そういった演出もいっぱいで面白い。

続いて、始まったのは民族ではなく、開拓時代の様子。

開拓時代は皆がエネルギーに溢れていたのか、エネルギッシュなダンスが多かった。

男女の絡みも多く、荷物を１つにまとめて電車に乗るとステージ全体に移される線路が動いていくのも良かった。

続いては、ミチョアカン。

老人のお面を被った人たちが踊り始めたんだけど、コレには驚いた。

だって、仮面を外したらホントにおじいさんだったんだから…!!

ステージから降りる時も小芝居してくれて、ほっこり♪

コミカルなこの踊りは、老人の踊り(ダンサ・デ・ロス・ビエヒートス)って言うんだって。

次は北メキシコ。

北メキシコは、おじさんが歌ってるだけ。

でも、その音楽はまさにメキシコ!!といった感じで、会場は熱気に包まれた。

続いて、ベラクルス。

ロウソクを両手と頭に乗せて、クルクルと踊る様子は幻想的だった。

よくあんなに動いてロウソク落とさないな〜と変なコトばっか考えてしまった。

男女の絡みのあるダンス。

イスを利用して踊り、ヒラヒラとスカートを舞わせる様子は華やかだった。

そして、会場の隅がライトアップされて、写し出されたのは１本の高い塔だった。

高い塔の上に人が居るが分かるだろうか…

そう彼らはこれから逆さ吊りで回転しながら降りていくロス・ボラドーレス・デ・パパンッラ(Los Voladores de Papantla)というもの。

スゴい…スゴいんだけど、どうして、こんなコトやろうと最初にやり始めた人は思ったんだろう。。

あぁ、また余計な考え事を…

そして、始まったのはカーニバル・デ・シカレ。

今日１日シカレに感動しまくりだった。

そんな彼らの名を冠するステージは、きっとスゴいんだろう。

ん…ちょっと待て。

明らかに今までのステージよりクオリティが低くないか…？？

オイ、コイツは何なんだ…

５人居て、ホンモノは１人だけって…

ヤバい…全てのクオリティが低い…

この人なんかスチールパン、１回も叩いてない…立ってるだけ…

ライトアップしても、低い…クオリティが低過ぎる…!!

何と言うか雑!!

やっぱコイツも雑!!

１個電気点いてないし、途中で１個落とした…!!

オイオイオイオイオイオイオイ、まさか…コレで終わりじゃないよな…

良かった…ハリスコスが始まった。

おぉ、クオリティが高い!!

演奏も踊りも素晴らしい!!

カウボーイも出てきて、華麗なロープさばき!!

そして、全員揃って締め!!

そして、最後の最後に、まさかのアイツが搭乗!!

コンゴウインコ飛んでる。

ギャアギャア言いながら客席の上空を飛び回って、ステージは終了。

いやぁ、ホントにイイもの見たなって感じ。

満足度かなり高い!!

このステージだけでも十分見る価値はあると思うし、シカレ自体にも大満足!!

こんなに満足するものって、なかなか無かったなぁ。

シカレ、来て大正解でした!!

カンクンに来たら、こういった海洋テーマパークがいくつかあるので、遊びに行ってみるコトをオススメします!!

To Be Continued →

〜移動情報:Xcaret〜カンクン〜

21:00にステージが終わり、ゲートの外へ出ると無料シャトルバスが出ていたので高速道路脇まで無料シャトルバスで移動。

そこにちょうどプラヤデルカルメン行きのコレクティーボが来ていたので乗車。

タダのもあるという情報だったけど20ペソ(約127円)だった。

21:30にプラヤデルカルメン到着。

そのままカンクン行きのコレクティーボに34ペソ(約215円)乗り、23:00にカンクン到着。