Day774 世界一のカミナリの行方は…そして、すべては不運の方向へ…

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Day774 2015.12.22 カタトゥンボ〜メリダ10日目


知らない間に寝てしまったみたいだ…

今、何時だろう…

時計代わりのiPhoneはキッチンで充電してある。

暗闇の中、起き抜けてキッチンで充電していたiPhoneを手に取ろうとした、その拍子に充電ケーブルが引っかかった。

あっと驚く間も時間よ止まれ!!と願う間もなく、それは暗闇の隙間に落ちていった。

ボシャンと水の立つ音と供に…

IMG_7259

まじかよ…こんな小さな隙間にダイレクトに吸い込まれるなんて…

悔しいだとか、落ち込むだとか、そんな気は少しも起きなかった。

不思議なコトに清々しささえ残った。

さようなら…

バッテリーチャージャー。。

iPhoneじゃなかっただけ、まだマシだったな。。

でも、あのバッテリーチャージャーってソーラーパネルと組み合わせれば、太陽光で発電が出来るヤツだったんだよな。。

てか、あの中に入ってる充電池EVOLTA、この前日本から持ってきてもらったばっかなんだよな。

しかも、あれが無いとアンプ使えないじゃん。。

あぁ、めんどくさい。。

充電池、欲しいものリストに追加しとくか。。

YAKKENの欲しいものリスト

時刻はちょうど0:00を過ぎたあたりだった。

IMG_4380

幸か不幸か空には雲が見当たらなかった。

宿のおじさんが隣りでボソッとつぶやいた。

「もう少し後だな。2:00頃。」

それならば、もう一眠りしておくか。。

この水上コテージには、冷房のある部屋があった。

そこに泊めてもらえるコトになったので、思っていた以上に快適ですぐに眠りに落ちるコトが出来た。


再び目を覚ました頃には2:00を過ぎていた。

空を見上げると先ほどよりも雲は出てきているようだった。

水平線の向こうに目をやると月が燃えていた。

IMG_4396

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こんなに赤い月をオレは見たコトがなかった。

夕日と同じように水平線の向こうに沈む時に赤くなるなんて知らなかった。

そして、太陽が沈む時に感じた寂しさとは対極にあるような…いや、力強いのだけれど、どこか憂いや妬みを帯びた女性の目を見るような気分になった。

もうこのままカミナリは見れないかもしれないという諦めの感情は、この月を見たコトで薄らいだ。

そっと部屋に戻り、目を閉じた。


何の気もなしに目が覚めると3:30だった。

まだカミナリが見られるかもしれないと思い、外に出てみるとべネズエラ人カップルが東の空を見上げていた。

ついにカミナリ様のお出ましだ!!

空一面を明るく照らすカミナリは不思議なコトに音が鳴らなかった。

ただ稲妻をほとばしらせて、光だけだった。

それは、ここカタトゥンボで見られるカミナリは、他の普段見ているカミナリとは性質が違うらしいからだ。

雨期の終わりというコトで、見られるか分からなかった連発するカミナリを見るコトが出来た。

同時に4本の稲妻が走る様は圧巻だった。

しかし、雨期のピークとは違い、頻発しない。

1〜2分に1度カミナリが光るだけだった。

IMG_4408

ようやく撮影出来たのが、この1枚だけというのが非常に悔しい。

カミナリは10分ほど光ると、どこかへ消えてしまった。

たった10分だけ出てきてくれた。

見れなかったよりマシか。。

湖の上には、蚊に似たプリプリというブヨの仲間が居てうっとうしかったけど、5:00まで粘った。

けれど、もう空が稲妻が走るコトは無かった。


1時間ほどの眠りから目を覚まし、朝食を取ったら、出発だ。

再びプエルトコンチャまで。

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ちび猫が見送りをしてくれる。

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ボートに乗り込み、出発。

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ボートが水面を跳ねる水切り石のように飛ばしながら進んでいくのだが、15分後くらいに異変に気付いた。

上着がない…

ばぁちゃんに買ってもらった大切な上着がない……

船頭に聞いてみたが、もう戻るコトは出来ないの1点張り。

もう何も感じなくなった。

湖の上を進むボート。

身体に当たる風は吹き付けてくるのか、それとも突っ込んでいるのか。


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綱を引き寄せて、そこに網を当てている。

何をやっているんだろうと覗いてみるとカニだった。

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カタトゥンボではカニが捕れるのか。

どうでもいいな。

早く帰りたい。

プエルトコンチャに辿り着いた頃には身も心も疲弊していた。

そこに突きつけられるのは、バスが満席という事実。

とりあえず、サンタバルバラまでタクシーで行こうというコトになり、一緒の宿だったベネズエラ人カップルも一緒にサンタバルバラのバスターミナルまで向かった。

そして、次に突きつけられたのは、次のバスまで5時間待ちという事実。

ココで5時間待つか…

疲弊していた。

タクシーで帰っても1人5ドル(約600円)。

もうタクシーに乗ろう。

5時間の道のりの間、ほとんど眠っていた。

眠いワケではないのだけど、自然とまぶたが落ちる。

胃が何だかムカムカする。

乗り物酔いとは程遠いところに居るオレ。

気持ち悪いのは、なぜだろう。。

道は事故で渋滞を起こしており、予定よりも1時間近くかかってしまった。

宿に着くとトイレに飛び込んだ。

酒も飲んでないのに吐くなんて、いつぶりだろう。。

今朝食べた魚の内蔵が見て取れる。

激しいボートの揺れのせいだと思っていた腰の張りは、いつのまにか背中全体に広がり、悪寒を感じるようになった。

何だか身体がおかしい。

部屋のベッドになだれ込むように倒れると、この日は目を覚ますコトが出来なかった。

To Be Continued →

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