Day4-2 2013.11.12 ウラジオストク〜
街を一望出来る場所からのサンセットも見れて、清々しい気分だったけど、ウラジオストクの夜は強烈に寒い。
-8℃でヒートテックなしは、さすがに耐えられなかった。橋のライトアップまで待とうと思ったんだけどなぁ…!
その後、山を下って駅の近くのスーパーマーケットに行ってみた。
海外、初スーパー。
面白かった!当たり前のコトなんだけど、日本では見られないような食材、総菜、飲み物がたくさんあった。
総菜は結構安くて、魚とキュウリとタマネギのマリネっぽいのを選んで買ってみたら、これが大当たりだった!
たぶん、ロシアの名物的なヤツなんだろうなぁ。一口食べて興奮した。
駅構内の売店でも同じ物頼んだんだけど(一度ハマるとしつこい性格)、これは正直ハズレだったかな。
やはり店によって味が違って当たり外れがあるんだろう。
ご飯を食べていたら、“エウルゲン”と名乗る前歯が金歯のいかにも怪しいおっさんが話しかけてきた。
ロシア語しか話せないみたいで、意思の疎通が出来ない。
俺も少しはロシア語を学んでくるべきだと思った。文字も読めないと本当にキツかったし、勉強して知識を身につければ、もっと枠も広がるだろうしな。
それにしても、駅のスタッフだろうと簡単にモノを信じてはならない。
ヤツらは適当だ。
モノを聞いてもテキトーな時間、場所を平気で教えてくる。
二重三重に保険をかけて聞かないと真実は得られない。
三重でも足りないくらいだ。
そんな中、大荷物を提げ、地下の英語の出来ないおばさんスタッフに「乗車時間はいつからだ?」を聞くと、「荷物を持ちたくないからココで待ってる」と言ってるにも関わらず、いいから付いてこいと言われ(ジェスチャー)、階段を往復させられ、挙げ句の果てには荷物預かり料440ルーブルよこせと来たもんだ。
よくよく、周りを見て状況を察すると仮眠部屋に連れてかれそうになったワケで、ここでホイホイと付いていったら、また金を取られたんだろう。
かなり強めにグイグイと攻めて来るもんだから、こっちも英語で半ギレ…
大荷物を抱えて、階段の往復なんてしたもんだから、もうとんでもなく暑くなって汗書いたから、半袖になってベンチに座ってたら、通るロシア人が皆奇特な目で見ながら、コソコソ話してたよ。
ロシア語だったから、意味はわかんないけど、たぶん”恐ロシア”って言ってたんだと思うよ。
大体、残り1時間半しか無いのに仮眠する阿呆はいないだろう。まったく…
これから乗るシベリア鉄道、同室の人が良い人だとイイなぁ。。
待ちくたびれて発車場横の待合室へ行くと、さっきのエウルゲンがいた。
「おぉ、ヤポネス(日本)」こっちへ来いと手招きをしている。
何だか面倒そうだなぁ…と思ったのだが、ずっと親切にしてくれて俺がどの車両に乗るか聞いて回ってくれたり、ずっと親切にしてくれた。
めんどくさがって、ゴメンナサイ!!
俺が乗車してからもずっと見送ってくれたりした。
ただ、見送ってくれるのはいいんだけど、彼も同じ電車に乗るんだよなぁ。。
電車に乗り込み、キャビンに入るとルームメイトが待っていた。
父親ぐらいの年の“ヴァジム”だ。
初体験の俺に色々と優しく手ほどきをしてくれた。。
気付けば、遅い時間だったので、仕度が終わると彼はすぐに寝てしまった。
そういえば、昼間シベリア鉄道の車掌さんがアドレスを渡してくれたんだった。
字が汚くて読めないし、よくわからない地域系の言葉で書いてあったので、明日ヴァジムに聞いてみよう。
日記を書きながら、新たな旅立ちを祝って、そっとビールの栓を開けた。
To Be Continued →
Day4-2 いざ、シベリアくんだりまで…
2013年11月から3万円とギターを持って世界一周の旅へ!!路上演奏とアイデアで稼ぎながらサバイバル!!知識と技術で生きていく!!をモットーに活動中!!
メディア出演や執筆のお仕事はコンタクトからご連絡ください!
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。
コメントを残す