Day272 スイスのイメージと現実のギャップ

Day272 2014.8.7 ジュネーブ７日目

19:30に会場へ。

今日はダヴィッドのバースデーサプライズ。

ダヴィッドが好きだと言っていた島唄の練習をする。

散々な演奏でも、とにかく人前でやって慣れることが大事。

演奏が酷いので見る人の目が痛いが、次第に形が出来てくるとコインが入ってくる。

それがまた面白い。

悩むより、まずやれ…!!ってヤツか。

やっていく内にカタチになっていくコトもあるんだもんな。

21:00にナリコさんがやってきて打ち合わせ。

Kさんと合流してダヴィッドのお店に向かった。

店の前には沢山の人が居る。

隣のお店のスピーカーから爆音が流れている…

コレはマズい…上手くいかないような気がしてきた。

壊れかけたノドで力いっぱい振り絞って声を出した。

『ハッピーバースデートゥーユー！』

近くにいた人も一緒になって歌ってくれてよかった。

しかし、2曲目になるとお客さんたちが会話に戻ってしまって全然聞こえない。

それでも、最後までやり切った。

ダヴィッドが店の中から出てきて、お礼を言ってくれた。

何だか、自分の力量の無さを痛感して、悔しい。

せっかく誘ってくれたナリコさんにもダヴィッドにも…

また改めて、お祝いさせてもらおう。。

元の場所に戻って路上再開。

お祭りパワーってのもあるんだけど、とにかくみんなフレンドリー！

スイスってもっとクールなイメージがあったんだけど、行ってみたら意外とそんなコトも無く、声をかけてくれる人が多かった。

やっぱりイメージと実際に行ってみて感じるコトってのは違うなぁ…！

ジュネーブが割と南の方にあるからかな？？

というのもドコの国も大体、南部の人はフレンドリーな人が多い。

差し入れを持って来てくれる人も結構居る。

ハス向かいにチュロス屋さんがあるんだけど、そこの親父さんからチュロスの差し入れをもらったり、演奏を聞いてくれてたお兄ちゃんからチュロスをもらったり、酔っ払いのお姉ちゃんからチュロスをもらったり…

チュロスばっかだ……

ハス向かいにチュロス屋さんがあるからなんだろうけどね…笑

演奏の合間に一緒に唄おうって声を掛けてくれる人も居るし、この写真のお姉ちゃんは俺の歌にハモったり掛け合い入れてきたんだけど、めっちゃ上手かった…!!

普段唄ってる歌が全く雰囲気の違う曲になって、まじ鳥肌もんだった。

久々にシビれたぜ…!!

今日もたくさんの人にエネルギーをもらって0時まで粘って終了。

ホント身体がボロボロになってきて、キツいんだけど、みんなからのエネルギーで持ちこたえてる感じ。

恒例になったJack’s prideで一杯飲ませてもらいながら換金。

今日のあがりは92.5フラン,8.52€(¥11,821)

今日も何とか乗り越えた。

暗くなって人通りの少なくなった道をフラフラになりながら歩いた。

部屋に戻り、荷物を降ろすと急に気分が悪くなりトイレに駆け込み、うずくまった。

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