Day167 初の試み〜自分を止めるのは自分〜

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Day167 2014.4.24 ローマ再び6日目 


ああ、ここ数日反応が悪かったから、どうもやる気が出ないというか、腰が重い。


ナポリの人たちがフレンドリー過ぎたもあるけど、その落差が激しくてメンタルに響くなぁ。


普通に話してくれるだけでも気持ちは違うのになぁ。

よし、今日はもう寝てお終いだ。



ブエナノーテッ!!(おねんねの時間だぜ)



そうは言ってられない。


今日はKさんとよいちくんと初の試み、レストランバスキングに行く約束しているし、祝前日だから休むわけにはいかない。



いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………!!



声にならない叫びをこだまさせ、重い腰を上げてトラステヴェレに向かった。



Kさんとは、いつもの通りで待ち合わせをしていたんだけど、なかなか姿が見えない。

んー、とりあえず一人で路上やって待ってるか。


準備を終えて、”さぁ、やるか!!”と無理矢理、気合を入れて唄い始めたところで、近くのレストランの人に止められてしまった。



………………



このやるせない気持ち、お分かり頂けるだろうか……


俺のやる気、元気、勇気、本気〜バイ、バイ、バーイ………



もう、いやぁぁぁぁぁ……!!!!



浜松帰って、春華堂のうなぎパイ工場でホンモノの夜のお菓子作り始めてやるるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅ!!!!!


そんで、億万長者になって、オレのうなぎもパイで挟んでぇぇぇぇぇぇありゃりるろれろろろろろろぉぉぉぉぉ!!!!





ふー、スッキリしたぜ。





あぁ、せっかくやる気出したのに水差されしまったなぁ。

砕けたうなぎパイの欠片を集めるがごとく、俺のやる気を少しずつ集めて、別の場所に移動した。




次のポイントに移動するとレストランからおっちゃんが出てきた。


あぁ…また止められるのか…と嫌な予感がしたが、このおっちゃんは気に入ってくれてるみたいで陽気に出迎えてくれた。


「へーい、アミーゴ!調子はどうだい?そうだ、この曲知ってるか?ちょっと貸してみろ。」


そう言ってOasisのWanderwallを弾いてみせてくれた。


「あぁ、この曲知ってるよ!イイよね!」

「弾いてみせてくれよ!」

「出来るかなぁ??」


コード教えてくれたのでチョイチョイと弾いてみせた。


「いい感じだな!レパートリーに入れてくれよ!」

「オーケー、練習してくるよ!」

「Be happy‼︎頑張れよ!」


そう言ってポケットに入っていた小銭を入れてくれた。


それから2人を待ちつつ、1時間演奏。



反応は悪くもないけど、特別良くもない。

俺のうなぎパイが砕けかけたところでKさんとよいちくんがやってきた。


「さて、早速打ち合わせしますか!ニーニー」

「22:30ですからね。急ぎましょう。」


30分ほど確認をして、いざ出陣!




初のレストランバスキング。

未知の領域に足を踏み入れる時、当然のコトだけど緊張する。


「じゃあ、あそこからやろう。ニー」

「え、あそこですか?レベル高くないですか??」


小道を挟んで両側にレストラン。


道には人通りもある。
これはレベルが高いだろう…!


ええい、ままよ!


俺の音楽に合わせてKさんのマジック、よいちくんのコンタクトボール、手品を順に披露する。


案の定、ターゲットがどっちつかずになってしまい、右往左往。

そして追い討ちをかけるようにテラス席に座って見ている人たちの視線を遮るように、たくさんの人が道を歩いて行く。

これじゃ芸が見えない。。

一通りパフォーマンスを終えて、テーブルを回るが惨敗…



「なかなか厳しいね。。ニー」

「いや、気をとり直してきましょう。今度は小さいお店に行きましょう!」



次のお店へ。

今度は小さめの店を選んで開始。


お、反応はいいぞ…!


通行人も止まって見てくれる。


終わってフタを開けてみれば15ユーロ。


「今回は成功しましたね!10分弱で15ユーロなら悪くないですよ!」

「レストラン、一人当たりの単価がいいね!ニーニー」

「これイケますね!」フンフン

その後もレストランを3軒回ってみた。


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「それにしても、通りに人が多いですね。」フンフン

「もうこの時間は食事を終えて飲み屋に通す時間だからね。」

「ちょっと広場でやってみよか。ニーニー」


すぐに人だかりは出来る。

だけど、コインを入れずに去っていく人が多い。


「もう一回レストラン行ってみようか。ニー」

「そうですね。行ってみますか。」


今度のレストランも反応が良い。

通行人も群がってやりやすかった。


もう一軒行ったが時間が遅かったので、音楽はNGとのこと。


「食い下がって、手品とジャグリングだけでも。」とお願いしたら渋々OKが出た。


2人が芸をしている間、俺は盛り上げ役。。


最後には渋っていたスタッフも食い入るように見ていた。


「今日もこれでおしまいかな。ニー」

「そうですね。時間も2:00でイイ感じですし。」


シスト橋の様子を見に行ったけど、質の悪そうな酔っ払いばかりで断念。


本日のレストランバスキングの上がりは88ユーロ。


3人で分けたら、微妙と言えば微妙。
普段、路上でやるのと変わらないくらいか。


「初日ですからね。」

「そうだね、明日リベンジしてみよう。ニー」


今までやってもいなかったのに避けていたレストランバスキング。


理由は逃げられない空間で無理やり自分のパフォーマンスを見せつけて、”お金をくれ”とせびってるような気がしたから。

自分のパフォーマンスを気に入った人だけが足を止めて、見て、気に入ったらコインを入れる、その方がやっていて気分が良いし、気にならない人はそのまま去っていけば良いし、それが楽だ。

この点はKさんも同じだと言っていた。


レストランや地下鉄の中では、そうもいかない。


食事を楽しんでいる所に割って入って、パフォーマンスをする。
もちろん、ジャマにならないように一定の距離は空けるし、興味のなさそうな人の所には近付かない。



それでも、やってみるとまた新しい発見はあった。


何事でもそうだけど、やってもいないことをやる前にあれこれ言うのはやっぱり良くない。

やってみると、そこには何か新しい発見があるし、ダメだと思っていたコトも意外と受け入れられたりするコトもある。


今回のレストランバスキングで言えば、確かに逃げられない場所にお客さんがいることを間違いない。

それでも気になって見てくれる人が多かったし、興味のない人に如何にこっちを見てもらって楽しませることができるか、それがエンターテイナーだと思った。

それと、レストランバスキングの時に入れてくれるコインの単価が高いというコト。

見栄を張っているのか、席に座りながらゆっくり楽しむコトが出来たよという現れなのか、定かではないけど。



とにかく、自分の行動に制限をかけているのは、自分なんだなというコトに気付いたコトが大きい。


あれはこうだから、きっとダメだろう…受け入れられないだろう…

やっても無駄だろう…

そう考えて、行動に移さないコトがたくさんある。


でも、実際にやってみると案外上手く行ったり、受け入れられたりするコトが多々あるんだなと日本を出てから痛感するコトがあった。


そもそも、この旅も3万円だけ持って、世界へ出るのなんて無理だって思ってたけど、飛び出してみたら意外と行けてる。


何事も頭で考えるだけじゃなく、行動に移すコトが大事なんだ。



やらぬ後悔より、やって後悔しろ!



俺はそう思うようになったし、そうしている。

そう考えるようになって、何だか楽になったような気がするよ。


IMG_0186-2

To Be Continued →

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