Day163 波乱の前兆…〜ローマ沈没物語プロローグ〜

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Day163 2014.4.20 ローマ2日目 


目を開けると見慣れぬ天井が飛び込んできた。



ココはドコだ……??


少し肌寒い部屋の中、毛布にくるまって昨夜の出来事を思い出した。





テルミニ駅を出て、グズついた天気の様子を見ながら雨宿りをしつつ、これから暮らすコトになる新居に向かった。


Kさんが手書きで用意してくれた住所を頼りにバスに乗って、目印の教会を目指した。



教会にたどり着くとKさんとスージーOさんが待っていてくれた。



「いや〜カギの受け渡しがなかなかスムーズにいかなくて、待機中なんですよ。ニー」

「2階のあそこの部屋ですか。音楽がガンガン漏れてるから誰か居るには居るっぽいんですけどねぇ。」



ブンブン…ブンブン…とベース音が、これでもか…というくらい窓から漏れている。



「う〜ん、そうなんだけどねぇ。大家さんは今シチリアの実家に居るらしくて、隣の家の人にカギ預けてあるんだって。まぁ、気長に待ちますか。ニー」



教会の前にある公園のベンチに座って待っていると、1台のバイクが目の前に止まった。



「チャオ!K??」

「そうですそうです!ヴァネッサ??ニーニー」

「そうよ、ようこそ!これがあなたたちのカギね。」

「おぉ、ありがとう!ニーニー」

「何かあったら、大家のアルフィオが帰ってくるまでは私に聞いてね。」

「じゃあ、早速中に入りますか!ニーニー」



階段を昇り、部屋の中に入った。

部屋の中は個室が4つとキッチン。

今回は2部屋借りるコトになっており、部屋を決めるためにそれぞれの部屋を見に入った。




黒ずんだ床、固まったホコリがあちこちに点在し、机の上にはネズミのフンのようなモノが転がっている。。


「う〜ん…なかなかの荒れ具合ですね。。」

「日本じゃ考えられないわね。。」シャリーン

「もう遅いし、片付けは明日にしますか。ニー」



KさんとスージーOさんはダブルベッドのある奥の部屋、俺はシングルベッドのある手前の部屋を拠点とするコトにした。


「今日はもう路上行くの諦めたんで、1杯やりますか。新居祝いというコトで。ニーニー」

「そうしますか。」


IMG_3766


そうだ、それから少し飲んで、疲れのせいかそのまま寝てしまったんだ。







ふふふ…新しい生活の場で自分の部屋か。。


何だか、初めて自分の部屋を持った中学生の頃を思い出して、一人ベッドの中でニヤけてしまった。


トントントン…!!


「やっけん、起きてるー??ゴハン出来ましたよー!」シャリーン

「起きてます!行きます!」



キッチンのテーブルの上に並べられたプレートには可愛らしい盛り付けの食事があった。


IMG_3775



「おぉ、何すか!!このシャレオツプレートッ!!」

「大したものじゃないわよー。」シャリーン

「いただきます!うん、美味いよぉぉ!!」

「フフフ…」シャリーン

「やっぱ、料理って見た目も大事ですよね!料理は目でも楽しむモノだと思うんですよ、同じ料理でも盛り付けやお皿で全然変わりますもんね!普段1人の時なんて路上で食パンを袋からそのまま出して食べてますからね…」

「フフフ…ハトと同じね。」シャリーン

「そう、ハトと同じなんです…アレ、なんだろう…急にゴハンがしょっぱくなってきた気が……」



ブランチを済ませ、部屋の大掃除に取りかかった。


これでもかと言わんばかりにホコリの塊が部屋の中のあちこちに転がっている。


「これはきっとイタリアンスタイルのインテリアなんですね。。ボクたち日本人には理解しがたいけど、きっとハイセンスなデザイナーが、わざわざコーディネートしてくれたんですよ。」

「ホント日本人には考えられないわよね。」シャリーン

「うん…普通の日本人だったら、カンベンならないですよ。。」



家具をどかして、その下まで丁寧にホウキで掃いてモップをかけた。



すると同居人で隣の部屋のアレシオが挨拶しに来た。


「やぁ、はじめまして。何かあったら言ってね。」


そう言って部屋に入っていくとすぐにスピーカーから接続端子が触れる時のノイズが聞こえた。


ブーン…ブンブンブンブン…


昨日の大音量の音漏れはコイツが原因か…



窓ガラスが揺れる程の大音量で音楽を流し始めた。


壁を越え、音が筒抜け状態で会話もままならない。。



う、うーん……何かあったら…か……




あらかた部屋が片付いたので、KさんとスージーOさんとお茶を飲みながら一息。。



「隣、スゴい大きい音で音楽流してるけど、大丈夫??」シャリーン

「う〜ん…大丈夫か大丈夫じゃないかと言えばね…ハハハ……」

「もし、アレだったら部屋変えようか??ニー」

「もう荷物とかクローゼットにしまっちゃったし、面倒なんでイイですよ。彼も音楽やってれば俺も出来ると思うし。」

「そっか。昨日路上行けなかったから、今日は行こう!何時くらいに出ようか??ニーニー」

「そうっすね、出来れば早めに行ってやりま……」


ガツガツガツッ……!!!!



何だ何だ??



IMG_3768



窓を開けて外を見ると雨…じゃなくて雹が降っていた。



「おぉぉぉ、これじゃ今日も路上行けないじゃないか!!」

「あちゃー…これじゃ今日も無理だねぇ。。ニー」

「ローマに避けられてるんですかねぇ。。」



仕方なく、今日も路上休むコトにして、家でゆっくりするコトにした。



この家にはリビングというモノが無いので、キッチンでゴハンを食べながら飲んでいると、バタンッ!!とドアが乱暴に閉められる音が聞こえた。


もう1人の同居人ミーシャが帰ってきたみたいだ。


「あろりるれろろ、あひゃー!!」

「ははは、よろしくって言ってるよ。ニーニー」

「あ、あはは…よろしく!」

「うんぽろぽろぺれ、ヒャハーッ!!」

「…………」

「お前、面白くないな…だって…ニー」

「…………」



荒々しく俺の頭をクシャクシャとなで回して部屋に帰っていった。



「Kさん、あのパツキン刈り上げのお姉さん酔っぱらってるんですか??」

「多分。。ニー」

「昼間もあんな感じだったんですか??」

「いや、昼間は普通だったと思う。。ニ」

「本当ですか??」

「うん、たぶん普通だったと。。ニ」

「本当ですか??」

「う、うん。。ニー」

「俺、何だか色々と自信が無くなってきました。。」




果たして、ローマの地でやっていけるのだろうか。。



稲光が部屋の中に飛び込み、そう遠くない場所から雷鳴が轟いた。


IMG_3767



後から思えば、これから起こるローマ生活のファンファーレにぴったりな音色だった。

To Be Continued →

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