Day10 モテる男とは…

Day10 2013.11.18 ロシア国内

青い瞳のお人形さんが遊びにきた。

昨夜から、ちょこちょこと遊びにくる。

どうやら、気に入られたみたい。

若いお姉ちゃんにはモテないが、おばさまと小さい子供にはモテる傾向にあるらしい。

きっと人生の酸い甘いを経験した人生の熟練者と純粋な心を持つ子供たちは、良い人間を見極めるコトが出来るのだろう…！

それに比べ、中途半端なお年頃の人は、中途半端ゆえに人の真、中身を見抜くコトが出来ないのだろう。

うん、そういうコトにしておこう…！

お昼にはヘンなキノコの酢漬けみたいなのを頂いた。味は普通！

ピクルスの一種なのかな？？

明日の昼前には、ウラジオストク〜モスクワの9,288kmの旅も終わりかぁ。

アレクサンドル親子には、だいぶ世話になってしまったなぁ。

せめてものお返しに…と途中駅の売店でつまみだけでも…とムリヤリ買わせてもらった。

何もしないよりかは、気持ちが軽くなったけど、まだまだ足りないなぁと思い、日本から持ってきた箸２膳と扇子を渡した。

これでも、まだ足りないのは十分承知だ。

アドレスを教えてもらって編集した写真を送ろう。

どこの国へ行っても、やはり飲みニケーションは万国共通なんだなぁ。

話が進んだ。

今回はおばさんではなく、おばあさんの所へ行くそうだ。

３リットルのビールが出てきてビックリ！

「モスクワを旅するなんて勇敢だなぁ。」なんて言われたから、「何で？」って聞き返すと「だって、ロシアだぜ。」って返ってきた。

ロシア人もロシアを恐れるのか。

ホントに気を付けた方がいいからって言われたから、気を引き締めていかないとな。

みんな、まだ飲みたかったけど、もうお酒がなくなってしまったので、紅茶で続きを…

明日、11時に無事にモスクワに着けば、177時間も移動し続けたコトになるらしい。

もちろん、こんなに長い移動は初めてだ。

ずっと同じ列車の同じクーペにいるから、何とも不思議な空間にいる気がしてきた。

まるで宇宙船に乗ってるみたいにも感じる。

現にウラジオストクだけだけど、英語はロクに通じないし、書いてある文字は読めないし、ナメック星にでも来たみたいだ。

周りからすれば、俺が異国人で宇宙人なんだろうけどね…！

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